ライフハッカー編集部 - コミュニケーション,リーダーシップ,仕事術,生産性向上 07:00 PM
メンバーを巻き込んで変革を起こすための戦略
変革をもたらすのは大変なことですが、大切なことでもあります。人を率いる立場にいる人は、変革の起こし方を知っていれば役に立つでしょう。プロセスの改革、仕様の変更、新しい目標値の設定を効果的に行いたいなら、以下の実践が役立ちます。
リーダーシップを専門にしているLiz Keever氏は、LinkedInの記事の中で、変革をうまく実現していくための戦略を次のように要約しています。
メンバーに対して、状況をわかりやすく伝える
変革が必要な理由を最初に訴えます。無駄のないシンプルな言葉で表してください。複雑な表現を省いた方が、記憶に残りやすくなり、広まりやすくなります。一方、必要性を理解し、それが共有されるまでは、誰も行動を起こさないものです。「あの人が必要だと言っていたから」では、不十分です。ただ指示に従うのと、心から協力するのとでは違いが出ます。全員に他人にも説明できるほど理解してもらわなければいけないのです。
メンバーの決定を認める
他人を変えることはできないのです。メンバーと共に変革を生み出すことが大切なのです。メンバーの協力あってこその変革です。個々のビジョンや、やり方があります、それが彼らの仕事であり人生なのです。どうコントロールしていくか、という部分は彼らに任せましょう。オープンな姿勢で彼らの提案を受け入れれば、変革を起こしてもらう当事者である彼ら自身からすばらしいアイデアが飛び込んできます。そして、そのアイデアを採用しましょう。自分たちのアイデアが採用されれば、さらなる協調性が生まれるでしょう。ともに変革することが大切です。
変革は必然ですが、発展させていけるかどうかは皆さん次第です。
The Best Ways to Motivate Change|99u
Allison Stadd(訳:Conyac)
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- なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践
- ロバート・キーガン,リサ・ラスコウ・レイヒー英治出版