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生徒184人分の個人情報紛失 東京・足立の高校教諭

産経新聞 11月28日(金)7時55分配信

 都教育委員会は27日、都立足立工業高校(足立区西新井)の機械科教諭(35)が教務手帳を紛失し、生徒184人分の個人情報が流出した恐れがあると発表した。悪用などの二次被害は確認されていない。

 都教委によると、紛失したのは授業を受け持つ生徒の氏名や出欠状況、期末テストなどの点数を記した教務手帳(通称・えんま帳)1冊。機械設計などを学ぶ1〜3年生184人分の情報が記載されていた。

 教務手帳は13日夕、同区内のスーパーで買い物後、袋詰めをする台の上に置き忘れたかばんの中に入っていた可能性が高い。スーパーの防犯カメラにはかばんを持ち去る別人の姿が写っていたという。

 教務手帳は機密性が最も高い「S1」ランクに当たり、校外への持ち出しが禁止されていたが、教諭は「机に入れたと思っていた」と話しているという。

最終更新:11月28日(金)7時55分

産経新聞

 

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