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ハワイで溺死の神奈川・茅ケ崎市副市長、サーフィン未経験と判明

フジテレビ系(FNN) 11月28日(金)19時32分配信

ハワイのワイキキビーチで10月、神奈川・茅ケ崎市の副市長がサーフィン中に死亡した事故で、28日午後、市長が緊急会見を開き、これまでの「副市長はサーフィンの経験者だった」という説明を一変させ、未経験者だったことを明らかにした。
28日午後5時半から始まった茅ケ崎市長の記者会見。
服部信明市長は「このたびは、ご遺族や関係者をはじめ、市民の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく思っております」と深く頭を下げ、謝罪した。
茅ケ崎市の副市長だった木村竹彦さん(63)が、公務で訪れたハワイで急死してから1カ月。
悲劇は、ワイキキビーチでサーフィンをしている時に起きた。
服部市長は10月29日、「わたしたちは、かなり沖にまで泳いで行きましたけど、溺れているというか、様子がおかしいなというふうに感じたと聞きました」と話していた。
木村さんは、ホノルル市との姉妹都市協定の締結式に出席するため、市長らとともに、10月21日からハワイを訪問していた。
現地時間25日朝、服部市長と木村さん、そして4人の市の職員がビーチへ向かい、市長と木村さんがサーフィンをしていたところ、木村さんの体調が急変したという。
心肺蘇生を施した人は「(木村さんは)あおむけで、口から泡を吹いていた。仲間と海から引き上げて、心配蘇生を始めた」と話した。
その後、木村さんの死亡が確認され、検視の結果、溺死であることが判明した。
服部市長は28日、「私自身、木村氏が、サーフィン経験があると考えていたが、私と同様に、木村氏もサーフィン経験はなかったということを、ご遺族からお話をいただいています」と述べた。
これまで副市長は、サーフィン経験者だとしていたが、説明を一転させ、未経験者だったことを新たに明らかにした。
そのうえで、日本を出発前に、在ホノルル総領事館からの提案でサーフィンを行い、事故が起きたと説明した。
28日の会見で、服部市長は「わたしの判断で結果、事故が起き、市民に混乱を招いた」と謝罪した。
2015年1月分の給料は、半分に減額することを発表した。

最終更新:11月28日(金)19時32分

Fuji News Network

 

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