ＡＫＢマラソン部監督に瀬古利彦氏「オジサンは速かったんだよ」

「ＡＫＢ４８マラソン部」監督に就任した瀬古利彦氏（右）と意気込む前田美月（左）、島田晴香（中）

　ＡＫＢ４８の高城亜樹（２３）、島田晴香（２１）ら３１人が所属する「ＡＫＢ４８マラソン部」の新体制発表会が２８日、都内で行われ、ＤｅＮＡランニングクラブの瀬古利彦総監督（５８）が監督に就任すると発表した。

　瀬古新監督は、タレント・西谷綾子（２８）が持つマラソンの女性芸能人最高記録３時間３分３秒の更新、全日本実業団女子駅伝の２つを目標に掲げた。自身の全盛期を知らないメンバーたちには「言っておくけど、オジサンは速かったんだよ。オリンピックにも出たし」と必死にアピールした。

　かつての日本陸上界を支えた大エースで引退後も指導者、解説者として活躍する瀬古氏だが、女子選手の指導は初体験。「小出さんに教えてもらおうかな」と、シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん（４２）らを育てた名伯楽にアドバイスを求める意向を示した。

　島田は「記録より、みんなで楽しく完走したい」と話し、母が元マラソン選手の前田美月（１６）も「母が応援してくれるので、体力を付けて頑張りたい」と抱負を語った。