【報知映画賞】宮沢りえ、最愛の母亡くし「強さと覚悟」得た
スポーツ報知 11月28日(金)7時4分配信
◆第39回報知映画賞 ▽主演女優賞・宮沢りえ「紙の月」
12年の報知映画賞で監督賞を受賞した吉田大八監督(51)の最新作「紙の月」に出演した女優の宮沢りえ(41)と大島優子(26)が主演と助演の女優賞をダブル受賞した。02年の「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)以来、12年ぶり2度目の栄冠となった宮沢は、7年ぶりの主演作品に「役者で良かったと、心から思える作品に出会えた」。一方の大島は、AKB48を卒業して本格的に女優への道を歩み始めた中での初受賞になった。
前回、映画賞を総なめした「―清兵衛」のとき、生まれていなかった娘はいま5歳。賞を喜び合える人がいる幸せ。「娘は最近、けっこう多くの人が私を知ってることに驚いています」
握手やサインを求められたときなど「ここにもマミーを知ってる人がいるの? マミーすごいね」と。「私の仕事を理解し始めているようです」
今年は忘れられない年だ。自分を女優の世界に導いた最愛の母、光子さんを9月に見送った。このとき、周囲に悟られず舞台をつとめ上げた。「なくしたものも大きいけれど、得たものも大きい。強さと覚悟ですね」
決して取り乱さなかった。「自分を客観視しないと立っていられない状況。またその状況を見ている別の自分がいる。もうひとつの『目』が確立したと思います」。この上ない試練だったが、すべてを昇華したいま、母親からの最後の贈り物だったと受け止めている。(内)
◆ベストドレッサー賞受賞「一足早いXマスプレゼント」
宮沢はこの日、都内で行われた「第43回ベストドレッサー賞」授賞式に、シースルードレス姿で登場。「役を通して演じたご褒美が多いので、(普段の姿を評価してもらって)一足早いクリスマスプレゼントをサンタさんにもらっちゃった感じです」と笑顔をみせた。ほかに歌舞伎俳優の片岡愛之助(42)、俳優の鈴木亮平(31)、卓球の福原愛(26)らが受賞した。
最終更新:11月28日(金)11時34分
- 女優・芸能人・俳優・歌手・役者・声優・吹き替え・ナレーター・タレント・モデル・グラビア 宮沢りえ(ミヤザワリエ)
- 誕生日:1973年 04月06日
- 星座:おひつじ座
- 出身地:東京
- 血液型:B
- [ 出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部リンク) ]
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