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航空機へのドローン異常接近が頻発。ドロニーの流行も影響か

航空機へのドローンの異常接近報告が各国で増加している。米国では6月以降の半年で、「衝突まで数秒(数m)の距離まで近づいた」例が25回あった。

 
 
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TEXT BY MEGAN GEUSS
PHOTO BY DOODYBUTCH
TRANSLATION BY RYO OGATA/GALILEO

ARS TECHNICA (US)

英国でも、同様のドローンがニアミスしたことが先月報告されている。image from Shutterstock

『Washington Post』紙は11月26日付で、パイロットと航空交通管制から米連邦航空局(FAA)に対して行われる、ドローン異常接近に関する報告が著しく増加していると報じた

FAAのデータによると、6月1日以降で、小型ドローンが「はるかに大きな航空機に、衝突まで数秒(数m)の距離まで近づいた」例が25回、また、飛行制限空域でのパイロットによるドローン目撃報告が175回以上あった。

こうした異常接近の多くは空港付近で起きている。また、これまで報告されていなかった事象の多くは、ニューヨークやワシントンD.C.の空域で起きている。

ドローンに関する規制は現在FAAが策定中だが、現在のガイドラインでも、趣味でドローンを飛ばせるのは高度400フィート(約122m)以下で、空港から5マイル(約8km)以上離れた空域だ。しかし、異常接近の多くでは、ドローンが高度1,000フィート(約304m)以上を飛んでいる。


 
 
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