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雇用情勢の改善基調続く、10月は失業率低下・有効求人倍率上昇

2014年 11月 28日 09:43 JST
 
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[東京 28日 ロイター] - 総務省が28日発表した10月の完全失業率(季節調整値)は3.5%となり、前月の3.6%から2カ月ぶりに改善した。女性を中心に労働市場に参入する動きが継続しており、人手不足を背景に就業にも結びついている。

厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)も1.10倍と前月から上昇。雇用情勢の改善基調が続いている。

完全失業率は、ロイターの事前予測調査で3.6%と予想されていた。

10月の季節調整値でみた就業者数は、前月比11万人減の6355万人。このうち雇用者は同20万人減となった。完全失業者は234万人と前月から3万人減少。非労働力人口は4483万人で同12万人増加した。

このうち女性は就業者数が同9万人増の2744万人と過去最高を更新。15─64歳の生産年齢人口の就業率も64.5%で過去最高を更新しており、女性を中心に「雇用情勢は持ち直しの動きが続いている」(総務省)。

10月の非正規職員・従業員の割合は37.5%となり、9月の37.2%から上昇した。

有効求人倍率はロイターの事前予測調査で1.09倍がだったが、結果はこれを上回った。

新規求人倍率は1.69倍と、前月の1.67倍から0.02ポイント上昇した。上昇は2カ月連続。   続く...

 
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 11月28日、総務省が発表した10月の完全失業率(季節調整値)は3.5%に改善、厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(同)も1.10倍と上昇した。写真は東京のビジネス街、10月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

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*統計に基づく世論調査ではありません。

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