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松井氏「都構想やりきれば 知事は若い人に」 1期での引退も示唆
大阪府の松井一郎知事(維新の党幹事長)は27日、「大阪都構想をやりきれば初代都知事は若いパワーを持った人が出てきてくれるのが一番いい」と述べ、都構想実現の道筋がつけば、自身は来年11月26日までの任期を全うして知事を引退することを示唆した。府庁で記者団の質問に答えた。
松井氏と橋下徹大阪市長(維新共同代表)が都構想を掲げて当選したダブル選からちょうど3年を迎えたこの日、松井氏は、府の財政状況改善や税収増、都構想の設計図(協定書)の完成を挙げ、「ダブル選で約束したことについてはほぼ軌道に乗せている」と成果を強調。「僕は残された自分の与えられた期間で全力を尽くすだけ」と語った。
また、来阪外国人旅行者の増加も成果として挙げ、大阪観光局の速報値では今年の目標の320万人を達成したことも明かした。