産経ニュース

【衆院選2014】選挙報道の公平求める文書 自民がテレビ各局に渡す

ニュース 政治

記事詳細

更新

【衆院選2014】
選挙報道の公平求める文書 自民がテレビ各局に渡す

 自民党が衆院解散の前日、選挙期間中の報道の公平性を確保し、出演者やテーマなど内容にも配慮するよう求める文書を、在京テレビ各局に渡していたことが27日、分かった。党広報本部は取材に「報道の自由は尊重するという点は何ら変わりない。報道各社は、当然ながら公正な報道を行ってもらえると理解している」と回答した。

 文書は20日付で、在京キー局の編成局長と報道局長宛て。衆院選は短期間で、報道の内容が選挙に大きく影響しかねないとした上で「過去にあるテレビ局が政権交代実現を画策して偏向報道し、大きな社会問題となった」などと記載。出演者の発言回数や時間、ゲスト出演者などの選定、テーマ選定を中立公平にし、街角インタビューや資料映像も一方的な意見に偏ることがないよう求めている。

関連ニュース

【衆院選2014】農業改革で応酬 首相は北海道で農産物輸出増訴え、海江田氏は政府の農政を批判

「ニュース」のランキング