大阪維新の会:橋下氏、出馬騒動を謝罪

毎日新聞 2014年11月27日 08時37分(最終更新 11月27日 10時11分)

維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長=2014年11月24日、山田尚弘撮影
維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長=2014年11月24日、山田尚弘撮影

 衆院選への立候補を見送った維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)は26日、大阪市内で開いた大阪維新の会の全体会議で、「皆さんを振り回した形になり、申し訳なかった」と述べ、出馬騒動を謝罪した。橋下氏は松井一郎幹事長(大阪府知事)とともに、大阪都構想を巡って対立する公明党の前職が出馬予定の大阪3区と16区から立候補を検討していた。

 出席者によると、立候補に強い批判があった所属議員らを前に、橋下氏は「一連の行動と判断は信じてほしい」と理解を求めた。松井氏も「半年先、1年先には必ず結果が出る」と述べた。公明が擁立予定の大阪・兵庫6選挙区で、維新が候補者擁立を見送る理由については「今の維新には分散させて戦う体力はない」と語ったという。

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