ハッカー攻撃:米IT企業が被害 メディアサイトなど被害

毎日新聞 2014年11月28日 02時45分(最終更新 11月28日 02時53分)

 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)連携などのサービスを提供している米Gigya(ギギャ)社によると、27日午後8時45分(日本時間)ごろ、「シリア電子軍」を名乗る集団からハッカー攻撃を受け、同社のサービスを利用しているウェブサイトに障害が発生した。障害が発生したのは、米紙シカゴ・トリビューンや米テレビ局CNBC、英紙ガーディアンやインディペンデントなど欧米主要メディアのほか、日本では毎日新聞のニュースサイトも影響を受けた。個人情報の流出などは確認されていないという。

 障害が発生したサイトにアクセスすると「あなたはシリア電子軍にハックされた」とのメッセージなどが表示され、その後別のサイトに誘導された。ギギャ社では、27日午後10時ごろまでに復旧作業を行い、同日深夜には障害は解消されたという。

最新写真特集