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小渕氏団体の「観劇会」、平成25年分でも支出超過 ジャガイモにも約95万円

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小渕氏団体の「観劇会」、平成25年分でも支出超過 ジャガイモにも約95万円

衆院本会議に出席するため席に着く小渕優子前経済産業相=21日午後、国会・衆院本会議場(寺河内美奈撮影)

 また、25年分では「野球観戦」として後援会が収入8万7千円を計上したが、東京ドームへの支出は2団体で計約36万円だった。野球観戦では22、23年にも収支が一致しなかった。

 小渕氏の政治団体をめぐっては、乳幼児用品や下仁田ネギの購入が「不適切」と指摘されたが、25年はふるさと振興支部が「じゃが芋代」約48万円、「馬鈴薯代」約47万円を計上した。

 小渕氏の事務所は「刑事告発を受けている関係で、質問への回答は控えている」としている。

 一連の問題をめぐっては、群馬県中之条町長だった元秘書、折田謙一郎氏(66)が10月、実質的な報告書作成者であることを明かして辞職。群馬県の市民団体が政治資金規正法違反罪での告発状を東京地検特捜部へ提出、特捜部が折田氏の関係先を家宅捜索するなどして調べている。

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