トップページ社会ニュース一覧川内原発の再稼働 早くても来年2月以降に
ニュース詳細

川内原発の再稼働 早くても来年2月以降に
11月27日 15時26分

川内原発の再稼働 早くても来年2月以降に
K10035326111_1411271710_1411271723.mp4

鹿児島県にある川内原子力発電所について、九州電力は、「工事計画」と呼ばれる設備の詳しい設計などを記した書類を修正したうえで、来月、原子力規制委員会に提出し直すことになりました。
この結果、川内原発の再稼働は、早くても来年2月以降になる見通しです。

鹿児島県にある川内原発1号機と2号機は、ことし9月、原発事故後に設けられた新しい規制基準に適合しているとされ、今月までに地元の伊藤知事や県議会などが再稼働に同意しています。
実際に再稼働するには、設備の詳しい設計などを記した「工事計画」と、事故時の体制などを記した「保安規定」について認可を受ける必要があり、規制委員会で審査が続いています。
こうしたなか、27日開かれた規制委員会の会合で、九州電力は、1号機の工事計画について、これまでの指摘を受けて耐震性などの説明を修正したうえで、来月前半に提出し直す方針を示しました。また、2号機の工事計画と、1、2号機の保安規定についても、年内に修正したうえで提出し直したいとしています。
九州電力は、1号機を先に再稼働させたい考えですが、工事計画を提出し直す結果、規制委員会が1号機の工事計画を認可するのは年明け以降になる見込みで、その後、新たに設けられた安全対策の設備などの検査もあることから、川内原発の再稼働は早くても来年2月以降になる見通しです。

関連ニュース

k10013532611000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ