青森県のニュース
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原燃「現地でしっかり説明」
六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場の北東およそ4キロにのびる活断層の規模を原子力規制委員会が来月現地で調査することについて、日本原燃の工藤健二社長は27日の会見で、「現地で実際に見てもらう中で調査してきたことをしっかりと説明したい」と述べました。
六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場からおよそ4キロ北東には「出戸西方断層」という長さ10キロ程度と見られる活断層があり、原子力規制委員会は今月開いた安全審査の中で「断層の南の端がどこなのかデータを十分に集めて評価することが重要だ」として来月1日と2日に断層の規模を確認する現地調査を行うことを決めました。
これについて、日本原燃の工藤社長は27日の定例会見で「安全審査ではさまざまな指摘を受けたが、現地で実際に見てもらう中で時間をかけて調査してきたことをしっかりと説明したい」と述べました。
日本原燃は原子力規制委員会の指摘を受けてことし5月から「出戸西方断層」の南側2か所で地面を掘って地層の断面を調べていて、今月まとめた中間報告では「出戸西方断層がこれまで確認されているより南に伸びることを伺わせる証拠はなく、再処理工場で想定される最大の揺れの大きさには影響を及ぼさない」としています。
11月27日 18時57分