シェルターでのあっと言う間の２週間が過ぎました。
私たちはシェルターを出て、NPOが借りているアパートへ移る事になりました。
幸い空きがあったのでスムーズに移る事ができました

シェルターを出るときもいきなりです。
他の方には挨拶もしないようにして移動ってかんじでした。

近郊の街にある２DKの１Fのアパート。
洗濯機や冷蔵庫などの電化製品付きですが、月９万ってちょっと高いかな、、、、
でも文句は言えません。
これからここで、新しい生活がスタートするのです。

引っ越して翌日からはけんちゃんも住み始め、ようやく新生活が始まりました。


引っ越してからは、なんだかんだ忙しく、あちこちに届け出をしたり、それから、親や友達に連絡を取り、もしパパが来たら「知らない」と言い張ってもらうように、それから、警察を呼ぶようにお願いしました。

シェルターでも指導されるんですが、この後DV夫がとるパターンは、実家などに行き、私と連絡を取ろうとするものです。
まあ、パパとしては実の子供にも会えない状況ですから当然だと思いますが、、、、、
そこで、実家に来る＞警察を呼ぶ＞ストーカーの出来上がり！！
というのが理想のパターンらしいです。

こうすれば接近禁止命令が簡単に取れるんだって。

引っ越しした環境は、まあ、なんとも言えないところでしたが、落ち着いてからは子供の友達とママ達が遊びに来たりして、２ヶ月ほどの日々が過ぎて行きました。

パパはまだ私たちがDVシェルターに入っていると思い込んでいるようです。

ところが、実家からパパが来たと連絡が、、、、、

どうやらクリスマスのプレゼントを持ってきたらしいんです。子供たちと私にも。
実家の母が対応して、連絡が取れないと言って引き取ってもらったみたいなんだけど。

そのプレゼント、なんと後日私たちの住んでいるアパートに届きました！！

シェルターに入った時等は、DV夫に追跡されないように、住民票の住所は元の住所のままに出来るんですけど。
でも私宛の郵便物は転送にしていたんです。
パパは元の住所を書いて送ったみたい。

GPS付き携帯とかを送って住んでいる所を調べる人もいるらしいので、慌てて転送解除！

でもゆうパックの配達記録から住んでるエリアはばれちゃったみたいです。。。。。。

シェルターには、私たちを除いて８家族が入居していました。

８家族と言っても、一人はまだ子供がいない方でしたが。
他の方たちは、皆子供がいて。
一番大きな子供は中学２年生の女の子でした。
中学２年の女の子といえば、もう十分大人な感じです。
それで、こんな所にいるのってどういう気持なのだろう。

ママたちの年齢も様々です。

どう見ても２０代前半！？な方もいれば、私より上の方もいました。まあ私も上から数えたほうが早いぐらいな年ですが、、、、

他には寮長さんともう一人の方。この方たちは毎日常駐している感じです。
それから、何人かの若い女性の方たち。
この人たちはボランティアらしいです。
子供と遊んでくれたり、仕事を手伝ってくれたり。

男性はいませんでした。

まさに女だけの世界、、、、、、、、、いい意味でも悪い意味でも女の世界です

それから、週に何度か来るNPO団体の方。
時々男性も混じっていましたが、殆ど女性です。

それと昨日のブログで書いたNPO専属の弁護士。この人も週に２回ぐらいシェルターに来て入居している人たちと裁判や調停の打合せをしたり、相談に乗ってくれていました。

私が感じたのは、、、、、、、
一度シェルターに入ったら、もう二度と後戻り出来ない。っていう事。
間違っても「やっぱりパパのところに帰ります、、、、、、」なんて言えない雰囲気です。

私は中学の時が女子中だったので思い当たるフシがあるのですが、シェルター職員一致団結して男子を排除するみたいな雰囲気を感じたのは私だけでしょうか、、、、、、
よくクラスで一番かわいい女の子（残念ながら私ではない）に必ずくっついて、近寄ってくる男子を徹底排除していたブ○な女子、、、、、、、、
そういう女子が集まっていると思っていただければ間違いないかもｗ

実際、寮長も他の職員さんも弁護士さんも　未婚か離婚経験者じゃないのかな～。
男っ気を全然感じないし、いつもシェルターにいるので多分出会いも無いんでしょうか。

お世話になっておいて、私、酷いこと言ってますね。スイマセン、、、、、、、。


一番困ったのは、他の子供の中にかなり乱暴な子がいた事でした。
私たちの隣のお部屋に入居している男の子で２年生ぐらい？なんだけど。
うちのゆうくんは、大人しくて奥手なタイプでオモチャとかを取り上げられたり、いじめられたりして、、、、
やっぱりパパのDVが原因なのかぁ～、、、て思っていたんだけど。

ある日の夜、隣の部屋からその子の激しい泣き声とママのヒステリー声が聞こえてきました。しかも１回だけじゃなく、私たちがいた間に４，５回あったんですよ。

ショックでした、、、、、。

ここにいるママたちもみんな辛い思いをしているんだろうけど、子供たちにはもっとキツいんだなぁって。



早くここを出よう。


そう思うようになりました。

一夜明けました。

私たちが入ったシェルターには、8世帯が入居していました。
他の入居者の方の事はここでは書けませんが、、、

でも、本当に酷い目にあったママもいて。
生傷が痛々しいし、すっかりやつれてしまっていたりして。
よくニュースとかでDV夫に殺されたりって聞いていたのですが、実際にそういう人を見るといたたまれなくなります。



シェルターでは、NPOの方から色々な講習会？みたいなの何回もを受けました。

DV夫がとる行動パターンや、これから起こりうる嫌がらせ、追跡、私の家族への攻撃パターン、子供たちを守る方法、などなど。
かなり具体的に教えてくれます。

様々な資料も見せていただくのですが、講習会が終わったら回収されました。
基本的にはメモも、とってはいけないみたいです。


子供たちはその間、NPOのボランティアの方が遊んでいてくれました。
それと子供たちも、もしパパが現れたら大きな声を出して逃げなさいって教えてもらっていたみたい。
パパに連れて行かれて怖いことされるからって。



あ、私シェルターの事、喋りすぎですね、、、、、



3日目にはNPOの提携している弁護士の先生がシェルターまで来て下さいました。

もちろん女性です

でも、、、、、、、弁護士の先生、、、、、、、、若い、、、、、、？

まだきっと20代？優秀なんですね

このDV関連の世界ではかなり有名な先生の事務所で働いているとの事でした。
なるほど～～
午後から2時間ほど面談して頂けました。
これまでのことは、NPOの方から聞いていたようでしたので主にこれからの事についての相談となりました。


以下その時の先生のお話ですが

「大体、DV夫はこの後あらゆる手段を使ってあなた達を探しだすと思う。
見つかったら最後、場合によっては本当に殺されたり、酷い目にあったりするケースが本当に多いの。
もう、絶対に復縁しないぐらいな覚悟がなきゃダメよ。
じゃなきゃ、子供たちも可哀想よ。
とにかく、もう一生　貴女も子供たちも二度と会わないぐらいな覚悟がなきゃ。

裁判は大丈夫。貴女は裁判所に行く必要はないから。
離婚して慰謝料と養育費をちゃんと貰えるようにしてあげるから。
子供に会わせろって言ってくるけど、DVだから会わせる必要はないから。
年に2回ぐらい写真を送る程度で片がつくケースが殆どだからね！」



ちょっとタメ口なのが気になったけど、、、、、


そうなったら本当に理想です！！！

それから契約書と委任状にサインしてハンコ押して完了でした。



先生、よろしくお願いいたします

私たちがDVシェルターに到着したのは、もう夜9時を過ぎていました。

パパが出張だったので、あらかじめ用意していましたが荷物は本当に身の回りのものだけ。
女性センターから自宅はすぐそばだったので、一度NPOの方のワンボックスで家に戻り荷物を積み込みました。

子供たちはもう車の中で寝ています。
子供たちには今日からお泊りに行くんだよ。って言ってあったので、いい子にしていました。

冬だったので、着替えだけでもかなりな量です。
でも、全てを投げ捨てて新しい生活を始める覚悟だったので意外と踏ん切りはついていました。

問題は自転車
私の自転車が電動アシストで重い！それとゆうくん（上の男の子）の自転車。
車が大きなワンボックスだったのでなんとか積めましたが、もう一杯でした、、、、

そして走ること1時間弱。

ここはどこ？？？？？？？？

場所に関しては絶対に言えないのですが、なんか普通のアパート？っていう感じでした。
ちょっと古い

時間が遅かったので、眠っている子供たちを抱えて部屋へ。

８畳ぐらいの部屋と３畳ぐらいの部屋が２つある、ちょっとカビ臭い２階の部屋がこれから私たちの隠れ家です。もちろん畳。
押入れにはお布団もあり、寮長さんがシーツを持ってきてくれました。

子供たちを寝かしたら、１階のミーティングルームで寮長さんとお話をしました。


事前にMママから聞いていたのですが、本当に携帯とか通帳（カード）は取り上げです。
携帯は電源を切って、明日の朝一で解約です。

「とりあえず、今日は遅いから明日色々ご説明します。今日はゆっくり休んでね。」
と言われました。お風呂は９時半までらしくて、入れませんでした。（共同です）

朝は７時起床のようです。

部屋に戻って、眠っている子供たちの隣に横になると、なぜだか涙がこぼれて来ました。


１２年間の私とパパとの生活が、これで終わった。

そんな事を実感した夜でした。

Takeちゃんです。

こんな夜中に目が覚めちゃって眠れない、、、、、
ので色んな人のブログを見ていたんですけど。

見つけちゃいました～～～～

まさにこの人こそ、私の恩人と言えるのではないでしょうか！？
私たちを救ってくれたDV法を作ってくれた議員の先生です。

その名は 小宮山洋子先生！！！！！！！！
http://ameblo.jp/komiyama-yoko/entry-11560576652.html

元NHKのアナウンサーで解説委員で厚生大臣というスゴ過ぎる肩書きを持つ方です。
で、知らなかったんですけどデートDVって言うのも出来たんですね。最近。

私みたいに結婚とかしていなくて同棲しているだけでもDVにあったら保護してもらえるんだって！
すご～～～い！！！

DV法は本当に困っている女性の味方だと思います。
特に離婚したいと思っている女性には、最強！

私はまだ裁判まで行ってないですけど、離婚の裁判になった時にこのDV法があるのと無いのでは　月とスポポンぐらい違うんだって。

慰謝料や養育費、それから子どもとパパの面会等でも超絶有利！になるそうです。
活用しない手はないわよ！って弁護士の先生にも言われました。


なんか自分で言うのも何ですが、私は勉強苦手なので弁護士とかアナウンサーとか、ましてや女性で大臣とかになっている人って、無条件に尊敬しちゃいます。

かっこいい

これからも頑張ってください！小宮山先生！


私は今、パパから逃げてるので選挙に行けなかったんですけど。
（もともと行ったことないですけどね）
もしこの事知ってたら、絶対に民主党に入れたんだけどな～

頑張れ頑張れ　民主党！！！

鳩ちゃんも韓ちゃんも頑張れ～！！！！！！！！

初心者の私のブログにたくさんコメントありがとうございます

ちょっと嫌な事書く人も一部いらっしゃいますが、友達に聞いたら女性のブログはそんなもんだよって

私は昔から本音をぶっちゃけちゃうタイプなので誤解される事も多いんですが、多くの方の目に触れる事なので、気を付けますね～。

実際にパパからのDVが無かったかというと、これはありました。
パパの実家は地方のお屋敷で、礼儀作法とか教育とか結構厳しいの。
私には何か上から物をいう感じがすごく嫌でした。
あと、口げんかになると絶対勝てない
大きな声出して怒られた事もあったし(私も声のデカさなら負けないけどw) お茶碗壊したり、壁を殴って穴空けられたり、そういう物に当たる暴力が 最近2、3回ありました。
これって立派なDVですよ～

「バカ」って言っただけでもDVですからね。
世のダンナ様たち 気をつけてね(^_－)－☆

それにくらべて 今彼のけんちゃんは絶対そんなことしないし！
いつも優しいし、怒ったりしないし、私の事もちゃんと守ってくれるし

パパも昔は優しかったんだけどな～

おはようございます

夏休みが始まりましたね。
子供達も家にいて、毎日大変(≡^∇^≡)


今回は ついにシェルターへ！！の巻です！

その日はパパが出張で帰って来ないのが前から分かっていたので、決行！する事に。

事前に関係者のSさんと、、？
って実はシェルターの事 絶対に話しちゃいけないって言われているし、誓約書まで書かされたので、あまり詳しく書けないんですが、、、

とにかく、最初は管轄の警察署に行くように言われました。
そこで、夕方6時ぐらいに子供達を連れてN警察署へGo

受付で説明すると、すぐに生活？という部署の方が対応してくれました。
そこで、前に撮影しておいたDV写真を見せて、あとは色々聞かれました。

それから、そのまま女性センターへ、、、わざわざセンターの方が迎えにきてくれました

センターに着いたのは夜8時ぐらい。
子供達ももう眠そう
かなりグズグズになってきましたw

センターの担当の方は なんかちょっと怖そうなおばさん、、、
でも、色々話を聞いてもらえました。
もちろん、けんちゃんの事はナイショですがw

で、パパの暴力とか暴言の話しになって。書類みたいなのに色々書くんだけど、「他にも色々暴力暴言をされたのよね？」と聞かれたので、思わず「いえ、そんな事ないです」って言ったら、おばさんの目がギラ～ン
「日常的に暴力振るわれてたんでしょ?でなきゃシェルターには入れないよ」って。
思わず「はい」って答えましたw

「いい？暴力や暴言だけじゃなくて、あなたが嫌だなと思った事は全部DVなのよ？」って言われ納得

警察署でもセンターでも何度も同じ事聞かれるし、子供達がグズグズしてないか心配で(別室で寝てましたが)もういいや って感じでしたw

それから、ついにシェルターへ！！





7時だ子供達の朝ごはん作らなきゃ。ということで続きは後ほど～

Mママ さすが経験者だけあって色々詳しく教えてくれます

医者の診断書があれば、もう余裕でDVシェルターに入れるんだけど、それじゃ素人だってw

せっかくなので、DVシェルターに入ったら生活保護も取りやすいからそれもやんな って事になりました。
パパと離れて暮らすにしても生活していかなきゃいけませんからね。
そして子供2人+大きな子供もいるのでw

でMママの友達に鬱病の診断書が簡単にとれる病院を紹介してもらいました。


当日は緊張して上手く出来なかったけど、とれました！！鬱病！！！

これとDVの診断書があれば100% OKなんだって☆-( ^-ﾟ)v

あとは決行の日を待つばかり。

もうすぐけんちゃんとラブラブな毎日が待っていると思うと、早くシェルターに入りたい！www

子供たちは幼稚園に行ってるんだけど、転園です。上の子もうすぐ卒園だからちょっと可哀想だけど。

でも、Mママに言われたんだ。
「ママがいつも幸せでなきゃ、子供は幸せになれないよ」って。

ママ 幸せになるからね

さてさて
今日もいいお天気ですね。

引き続き、DVシェルターのお話しです。

実は、昨年 彼と付き合い始めてパパと別れたいな～と思ってた頃。
あることでパパとめちゃくちゃ揉めました。

その頃はもう 夫に対する愛情はぜーんぜんなくなってたので、テキトーにやってたんですけどw
私がパパの携帯を勝手に見たのがバレたﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

そしたら、今度は夫が私の携帯を取り上げて謝れとか言うし、、、
さすがに私も頭来て大暴れしてしまいました！


子供いたけど、もしけんちゃんとのメール見られたら、アウト～
だもんねw

パパは必死で暴れる私を抑えていましたが、その時に腕を掴まれた跡がいくつも残りました。
あと、転んだ時に腰にも打撲傷が、、、、、


結局最後はパパが折れて、携帯返してもらえたからバレずに済んだわ～(￣ー☆

あぶなかった・・・



パパが会社に行った後、速攻病院で診断書取りました。Mママに相談したら「大げさに写真いっぱい撮った方が有利だよ」って。
とにかくあれもこれも写メ撮って証拠作成完了！！


Mママ、他にも色々精神的に追い詰めれば、男は必ず物壊したりするから、だってw

女は怖い