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【社会】

長崎県、博物館で仏像を一括管理 盗難事件受け防止策

2014年11月27日 20時09分

 長崎県対馬市で貴重な仏像の盗難事件が発生していることを受け、中村法道長崎県知事は27日、対馬に博物館を新設し、市内の寺社や個人から文化財を預かる計画の具体化を急ぐ方針を明らかにした。仏像などは長年にわたって住民の信仰の対象になっており、文化財を預けた寺社や個人には複製品を渡すことも検討している。

 中村知事は記者会見で「人口が減少し、地域によっては文化財に人の目が届かない状況にある」と説明、公的な施設で文化財を一括管理する必要性を強調した。

 博物館は、県と対馬市が協力し、市内にある県立対馬歴史民俗資料館の敷地に整備する見通し。

(共同)
 

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