鉄鉱石価格は回復へ、高コスト鉱山閉鎖で-ヴァーレCEO
11月26日(ブルームバーグ):世界最大の鉄鉱石生産会社、ヴァーレ のムリロ・フェレイラ最高経営責任者(CEO)は、鉄鉱石価格は回復するとの見通しを示した。価格が約5年ぶりの安値まで下げたことから一部の高コスト鉱山が操業停止を余儀なくされるためとしている。
フェレイラCEOは26日、リオデジャネイロの本社でインタビューに応じ、アジアのインフラ需要が改善する中、鉄鉱石が来年、1ドライトン当たり平均85-90ドルに値を戻すとの見方を示した。鉄鋼原料の鉄鉱石は今年に入って49%下げ68.49ドルとなった。ヴァーレは価格下落を理由に生産増強計画を縮小することは検討しておらず、業界最大の197億ドル(約2兆3200億円)規模のセラスル鉱山と物流プロジェクトを推進していると述べた。
フェレイラCEO(61)は「今年は価格が大きく変動した上、現時点で市況は予想を下回っているが、調整局面に入るだろう」と指摘。「調整局面では高コストで低品位の鉄鉱石を生産する多くの非効率的な鉱山会社が操業停止に追い込まれるだろう」と述べた。
原題:Top Producer Vale Says Iron Price to Rebound as Mines Shut (1)(抜粋)
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更新日時: 2014/11/27 08:51 JST