昨年第8位だった米国はランクを1位上げて第7位に就いた。リポートには、回答者が今後最も影響力を持つと考える都市のリストが添えられており、ニューヨーク市が第1位になった。
重要なのは、ブランドランキングの上位を占めた国々が、政治や経済に最大の影響力を持つとみなされているわけではなく、テクノロジーやイノベーションなどの分野で強みがあるという点だ。
フューチャーブランドの会長、クリストファー・ヌルコ氏は「国別ブランド評価は、政治や経済での重要度と同じくらい、イノベーションやテクノロジー、環境分野で持つ力のことを指す。このことは、将来の国のブランド評価を形成する原動となる要素に変化が生じていることを示している」と語る。
このリストの作成に用いられた「ブランド」の基準に届かない国々について、アダムズ氏は「国別ブランド指標を見れば、訪問者の選択を左右する評価基準のうち、どのレバーを引けば国のブランド認知が向上するか、貴重な洞察が得られるはずだ」と述べた。
By Kathryn Dill, Forbes Staff
(2014年11月12日 Forbes.com)
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