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【ゴルフ】

小田孔 賞金王決める V&藤田2位タイ以下で決定

2014年11月27日 紙面から

プロアマ戦でラウンドする小田孔明(右)と藤田寛之=Kochi黒潮CCで(潟沼義樹撮影)

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 きょう27日に開幕するカシオ・ワールドオープン(高知県芸西村、Kochi黒潮CC、賞金総額2億円、優勝4000万円)を含めて、今季の男子ゴルフツアーも残り2戦。賞金王争いも大詰めを迎え、賞金ランキング首位を走る小田孔明(36)と同2位の藤田寛之(45)=葛城GC=が開幕前日の26日に行われたプロアマ戦で最後のコースチェック。2人の金額差は約1700万円。今大会で決まるのか、次週の最終戦に持ち込まれるのか、し烈な戦いが幕を明ける。

 「やっぱりいいですね。黒潮CCは大好きです」。プロアマ戦を終えた小田孔が明るい表情で話した。

 前週の最終日に訴えていた体調不良は「だいぶ良くなった」という。病院で診察を受けた結果、「腸が腫れているといわれた。心臓やほかは大丈夫だった」。万全とは言えないようで「食事に気を付けるようにと言われて、昨日も一昨日も雑炊。今朝はカステラ。食べてないのでパワーがない。ドライバーはあんまり飛んでない。まあ『ストレス腸炎』って書いといて」と苦笑した。

 このコースで2008、09年と大会連覇。その後も11年には7位、13年は3位と得意にしている。それだけに自然と気合が入る。プロアマ戦で最後のコースチェックをし、「(グリーンが)重いですね。でもその分しっかりとピンを狙っていける。あとは風が吹いてどれだけグリーンが速くなっていくか。それに対応できるかですね」と展開を想定した。

 「ここで決めたい。(最終戦の)日本シリーズでドキドキしながら回りたくない」

 小田孔が優勝し、藤田が2位タイ以下なら悲願の賞金王が決まる。 (櫛谷和夫)

 

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