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【大リーグ】

青木 世界一狙えるチームで 千葉でイベント出席

2014年11月27日 紙面から

とろサーモンの村田秀亮(左)に打撃指導する青木宣親。右はバスケットボール元日本代表の石橋貴俊=千葉市内で(中西祥子撮影)

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 来季もワールドシリーズ(WS)優勝を狙えるチームで−。青木宣親外野手(32)=ロイヤルズからFA=が26日、千葉市のイオンモール幕張副都心で行われた「『ふるさとアスリート』スポーツスクールinイオンモール幕張副都心」発表会見にスペシャルゲストとして出席。来季の去就について、今季は第7戦までもつれながら逃したWS優勝を狙えるチームでのプレーを希望した。同会見には、吉本興業に所属する石井一久元投手や、永島昭浩(元サッカー日本代表)、石橋貴俊(元バスケットボール日本代表)らも出席した。

 FAで去就が未決定の身としては、契約交渉の詳細を公にするわけにはいかない。だが、青木は「ポストシーズンに出られる戦力のチームで、という希望は?」と問われると、きっぱりと答えた。

 「もちろん、強いに越したことはない。ワールドシリーズ制覇までもう一歩だったわけだから、そこを求めていくのはもちろん来年も一緒だし、そういう気持ちはもちろんある」。3度も「もちろん」を繰り返し、勝てるチームでプレーしたい意思を強調した。

 現時点では、バレロ代理人と定期的な連絡は取っておらず、交渉の具体的な進捗(しんちょく)状況も一切伝えられてないという。「ある程度の自分の意見は(代理人に)言ったつもりだし、あとは代理人次第」。青木は静かに待つ姿勢だ。

 それでも、準備に怠りはない。例年はシーズン終了後に約3週間取るという休養も、今季は約10日のみで、体を動かし始めているという。イチロー(ヤンキースからFA)もほとんどオフを取らない“ゼロオフ”調整で知られるが、青木もWS第7戦で敗れて流した悔し涙を胸に、トレーニング漬けの日々を送りつつ天命を待つ。 (廣田学)

 

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