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【プロ野球】金子「悔しいMVP」 来年は優勝して獲る!2014年11月27日 紙面から
日本野球機構(NPB)は26日、今季のプロ野球で活躍した選手や監督らを表彰する「NPBアワーズ2014」を東京都内で開き、最優秀選手(MVP)賞にセ・リーグは巨人の菅野智之投手(25)、パ・リーグはオリックスの金子千尋投手(31)がともに初選出された。最優秀新人賞(新人王)にはセが広島の大瀬良大地投手(23)、パはロッテの石川歩投手(26)が選ばれた。MVPと新人王は、日本シリーズ開幕前までのプロ野球担当記者らによる投票で決まる。MVPは3人連記で1位票は5点、2位票は3点、3位票は1点が加算され、合計点で争う。NPBはプロ野球80周年の今季、前年までの「プロ野球コンベンション」から「NPBアワーズ」に名称を変更した。 今オフの主役、オリックス・金子が4度登壇し、最優秀防御率投手賞、最多勝利投手賞、沢村栄治賞、ベストナイン、最優秀選手賞(MVP)と5つのトロフィーを受け取った。記者投票によるMVPで、オリックスからの選出は1996年のイチロー以来、18年ぶり14度目。優勝球団以外から選ばれたのは、2008年の岩隈久志投手(楽天)以来、6年ぶり11人目。優勝したソフトバンクの柳田(349点)が2番目で、金子は倍以上の827点を集めて初受賞した。 FA宣言後、今オフのメジャー挑戦を断念、今月中にも右肘クリーニング手術と、去就にも注目が集まっているが「あと一歩でリーグ優勝を逃し、クライマックスシリーズ(CS)でも敗退と、すごく悔しいシーズンになってしまった。来年は優勝してMVPを受賞できるよう、一日一日を大事に頑張りたい」とスピーチ。来季も国内球団で優勝、タイトルを目指していくことを宣言したが、具体的な球団名については「来季も野球をやることに変わりはない」と明言は避けた。 今季は防御率1点台と抜群の安定感で、昨年を上回る16勝(5敗)を挙げたが「イニング数や完投数が昨年より減ったのは残念。どの成績も今年以上を目指したい」とさらなる進化を誓った。右肘の手術も、その進化のため。11年にも遊離軟骨除去手術を受けており「1度経験しているので、そこまで心配はしていない。シーズンが始まってからではチームに迷惑がかかるので、今見つかって良かった。今年以上の強い自分を見せられると思っている」。不安を払拭(ふっしょく)し、来季はMVP投手の誇りを示す。 (竹村和佳子) PR情報
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