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【プロ野球】

井端、1000万円増の5500万円 来季はレギュラー奪う

2014年11月26日 紙面から

契約更改を終え、記者会見する巨人の井端=東京・大手町の球団事務所で(北田美和子撮影)

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 巨人・井端弘和内野手(39)が25日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉し、1000万円増の5500万円でサインした。球団から1年を通じて1軍に在籍したことを評価されたベテランは、今後へのやる気が湧き上がった様子。来季は二塁のレギュラーを獲得することを誓った。

 「1000(万円)とんで3500円上がりました」と話し、報道陣の笑いを誘った井端。G戦士として初の交渉は納得いく内容だったようだ。中日での16シーズン目を終えた昨オフの交渉では、野球協約が定める40%の減額制限を超える88%のダウン、年俸3000万円の提示を拒否。名古屋に別れを告げたベテランは巨人でいぶし銀の輝きを放ち、2年ぶりの年俸アップを勝ち取った。

 来季の目標を聞かれると「レギュラーを目指して頑張ろうと思う。もう一度取りにいくつもりで、キャンプやオープン戦を戦っていきたい」と言い切った。自信ありのレギュラー奪取宣言だ。移籍1年目の今季は、新天地での練習の流れなどを把握する必要があった。さらに、昨年10月には右足首と右肘を手術。自主トレやキャンプは手探り状態だった。2年目の来季は状況がまったく違う。野球に集中できる。だからこそ、レギュラーの座を見据える。

 「昨年とは雲泥の差がある。また違った(シーズンへの)入りができるのでは」。来年5月に40歳を迎えるが、老け込まない。培った技術にさらに磨きをかけ、勝負していく。 (川越亮太)

(金額は推定)

 

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