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【プロ野球】

則本が安楽に3カ条伝える

2014年11月25日 紙面から

福島市を訪れた則本(中)はファンに来季のV奪回を約束した=福島市で(井上学撮影)

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 楽天の則本昂大投手(23)が24日、ドラフト1位の安楽智大投手(18)=愛媛・済美高=に『新人王への3カ条』を伝授した。24日、各選手が東北6県で各地のファンにシーズン報告。福島市内を訪れた大黒柱は来季最多勝を約束するとともに、最速157キロを誇る剛腕高校生に金言を授けた。

 奪三振王の称号を手にしても、胸を張ることはできない。

 「(最下位という)成績は情けない気持ちでいっぱい」

 約1000人のファンを前にした則本は頭を下げ、来季の優勝とともに最多勝の獲得を約束した。

 14勝は十分に合格点。ただ、受け継がれたエースの系譜を自分で止めるつもりはない。松井裕とともに、その候補となりうる投手が来季から加わる。安楽だ。自らが田中(ヤンキース)の姿から学んだエース道は後輩にも伝えたい。

 1年目から活躍するために必要な『3カ条』がある。まず、人と接するときの「礼儀」。次に、先輩の技術や練習での姿勢を見聞して取り入れる「吸収」。そして、プロとして基本となる健全な肉体を守るための「規則正しい生活」だ。

 テレビや新聞などで見た安楽の印象は「すごく頭が良くて、素晴らしい人間」と高評価。「質問されて、教えることができるものはどんどん教えたい」。V奪回を達成するにも戦力の底上げは必要。則本がそのための協力を惜しむことはない。 (井上学)

 

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