トップページスポーツニュース一覧バスケ問題 国際連盟が会長選任を主導へ
ニュース詳細

バスケ問題 国際連盟が会長選任を主導へ
11月27日 13時23分

バスケ問題 国際連盟が会長選任を主導へ
K10035287311_1411271334_1411271340.mp4

日本バスケットボール協会が競技団体として資格停止の重い制裁を受けた問題で、日本の協会の新たな会長について、国際バスケットボール連盟は、みずからが承認した形の方法で選ばれた会長しか認めないと通知していたことが分かり、日本の協会は主体的にみずからのトップを選ぶ権限を失う形となりました。

日本バスケットボール協会は、国内の男子リーグが分裂したまま、事態を収拾できないのは組織運営に問題があるとして、国際バスケットボール連盟から改善を求められながら期限までにめどを立てることができず、26日、競技団体としての資格を止める制裁を科すと連盟から通知を受けました。
最悪の場合、来年行われるリオデジャネイロオリンピックのアジア予選に、日本代表は男女とも出場できなくなるおそれが出ています。
これを受けて、国際連盟は、現在空席となっている日本の協会の会長について、専門の作業チーム「タスク・フォース」が選考方法を作り、みずからが承認した選考の過程の中で選ばれた会長しか認めないと通知していたことが関係者への取材で新たに分かりました。
これにより、日本の協会は主体的にみずからのトップを選ぶ権限を失う形となり、オリンピックで2年後にリオデジャネイロ大会、6年後に東京大会が迫るなか、異常な事態となっています。

関連ニュース

このページの先頭へ