インドネシア警察、女性警察官応募者を対象に「処女検査」、女性を辱めると非難
2014年11月19日 13時55分
【参考消息】 18日、女性警察官応募者を対象に「処女検査」を行うインドネシア警察は非難を浴びた。当局は4年前に厳禁している。
台湾・中央社の18日付記事では、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチはレポートで、総人口で世界4位のこの大国の主要な都市では、女性応募者の定例検査に処女検査がまだある。一部警察官は検査がすでに取り消されたことを深く信じているが、女性応募者は未婚者、そして処女でなければならず、処女検査はインドネシアでまだ採用されていると指摘した。
ヒューマン・ライツ・ウォッチのNisha Varia女権研究員によると、インドネシア警察の処女検査は、女性を傷つけ、辱める性差別のやり方だ。検査に合格しなかった応募者は排斥されてしまう。女性は、この検査について、痛く、傷を受けると指摘した。検査を受けた女性は、服を全て脱ぐよう強制され、女医に2本指で検査されたことを暴露した。
処女膜が生まれたままの状態かどうかを検査するこの措置は非難を浴びている。インドネシア警察報道官は、処女検査の存在を確認したが、女性応募者が処女でなければならないという規定を否定した。
(翻訳 金慧)
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