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えん罪で服役 警察官4人を告発
11月26日 18時54分

女性に乱暴したとして2年余りの服役を強いられ、その後、無実が明らかになった富山県の男性の支援者が、当時、捜査を担当した警察官4人について、「うその書類を作って男性を犯人にした」として、虚偽公文書作成などの疑いで検察庁に告発しました。

告発をしたのは、12年前に女性が乱暴された事件で誤って逮捕、起訴され、2年余りの服役を強いられたあと真犯人が分かり、無実が明らかになった富山県の柳原浩さん(47)の支援者らです。
支援者らは26日、富山地方検察庁を訪れて、告発状を提出しました。
告発状などによりますと、当時、捜査を担当した富山県警察本部の捜査一課や氷見警察署の警察官、合わせて4人は、事件現場に残されていた足跡から特定された靴と同じ種類とみられる靴が、柳原さんの車から見つかったとするうその捜査報告書を作ったほか、柳原さんをどなりつけて、うその内容を供述調書にしたなどとして、虚偽公文書作成などの疑いがあるとしています。
支援者の1人で、東京の映画監督の山際永三さんは、「捜査を担当した警察官個人の責任を問わないかぎり、えん罪はなくならないと思い告発した」と話しています。

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