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ビットコイン取引所大手、米クラケンがマウントゴックス支援

産経新聞 11月26日(水)16時17分配信

 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の大手取引所「Kraken(クラケン)」を運営する米ペイワードは26日、今年2月に経営破綻した大手取引所「マウントゴックス」運営会社の破産手続きを支援すると発表した。

 マウントゴックスは世界最大級の取引所だったが、運営するMTGOX(東京)が顧客のビットコインを大量に消失し、約65億円の負債を抱えて破綻した。

 日本ではその後、有力なビットコイン取引業者が不在となっていたが、クラケンが10月末に日本向けのサービスを始めた。

 今回、クラケンは、盗まれたとされるMTGOX顧客のビットコインの調査などに協力する。ただ、MTGOXの負債は引き受けず、事業の継続は考えていないという。

 クラケンは米サンフランシスコを拠点とし、利用者は欧米を中心に世界で10万人程度。米通信社ブルームバーグにビットコインの相場情報を提供しているほか、日本初のビットコイン業界団体「日本価値記録事業者協会」の設立にもかかわった。

最終更新:11月26日(水)21時47分

産経新聞

 

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