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映画「カサブランカ」のピアノ4億円で落札11月26日 21時09分
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1942年に上映され、名作として親しまれてきた映画「カサブランカ」で使用されたピアノが競売にかけられ、日本円でおよそ4億円で落札されました。
落札されたのは、アカデミー賞を受賞した映画「カサブランカ」の中で使われたピアノで、第2次世界大戦当時のフランス領モロッコで、ハンフリー・ボガートが演じる主人公が所有するナイトクラブで奏でられたものです。
ピアノの周りでは、主人公とイングリッド・バーグマンが演じる女性が運命的な再会をするシーンなどストーリーの鍵となる場面が展開されるなど重要な役割を果たし、ピアノで演奏された曲、「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」は映画と共に世界的なヒットとなりました。
ピアノは、ニューヨークで行われた競売で、24日、341万ドル、日本円にしておよそ4億円で落札されたということです。
ピアノは茶色いアップライトピアノで、本体と付属のいすに金や緑など華やかな色を使ったモロッコ風の模様が描かれ、競売を行った会社によりますと、1980年代に修復されたあと美術館などで展示されてきたということです。