トップページ政治ニュース一覧首相 衆院選ではアベノミクス継続の是非問う
ニュース詳細

首相 衆院選ではアベノミクス継続の是非問う
11月25日 18時15分

首相 衆院選ではアベノミクス継続の是非問う
K10034728611_1411251916_1411251932.mp4

安倍総理大臣は、自民党の全国幹事長会議で、安倍政権の経済政策・アベノミクスを今後も継続することで賃金は上昇し国民生活は豊かになっていくとして、来週公示される衆議院選挙ではアベノミクスの継続の是非を国民に問いたいという考えを重ねて示しました。

この中で、安倍総理大臣は「『3本の矢』の政策によって、今、多くの企業が最高の収益を挙げている。企業の収益が上がり、それが雇用の拡大につながり、さらには賃金の上昇につながる。そして、消費がもっと拡大し景気がよくなっていく。これが景気の好循環であり、私たちはその入り口に入ることができた」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「来年、再来年、そしてその翌年と、しっかりと今の政策を進めていくことで賃金は間違いなく上がっていき、国民生活は豊かになっていく。この道しかない」と述べ、来週公示される衆議院選挙では、アベノミクスの継続の是非を国民に問いたいという考えを重ねて示しました。
また、安倍総理大臣は、民主党が24日発表した衆議院選挙の公約について、「『厚い中間層をつくる』と言っているが、景気の好循環の過程を抜きに、いきなり国民の皆さんの懐をあたためる、こんな手品のような方法があるのか。また、ばらまきをやるのか」と批判しました。
自民党の高村副総裁は、「今まさに有効求人倍率が上がり、正規の労働者も増え始めた。道半ばだが、必ず賃金は物価上昇率を追い越していく。今の物価上昇が『けしからん』という声があるが、『デフレがいい』と言うのと同義語であり、民主党政権の時代に戻しては決してならない。この道しかないと国民からお墨付きを得るのがこの選挙だ」と述べました。
自民党の谷垣幹事長は、「日本の新しい姿を描くためには、自民党がこの選挙で勝ち抜かなければならない。自民党は、前回の衆議院選挙で勝ち政権に戻ったが、今回は若い候補者をたくさん抱えて選挙に臨まなければならない。まだ、十分、選挙のやり方も分からない候補者もおり、党の都道府県連の支援が必要だ」と述べました。

関連ニュース

このページの先頭へ