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SpaceShipTwoの事故原因、またはパイロットはいかにして墜落する宇宙船から生きのびたか

ピーター・シーボルトは、16,000メートル以上の高度で起きた事故で、酸素がなく、気温マイナス70度という環境でも、パラシュートを開いて生きのびた。ほとんど不可能に思える行動だ。

 
 
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TEXT BY SIMONE VALESINI
TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI

WIRED NEWS (ITALIA)

ブルームバーグの報道より。

飛行機がバラバラになろうとしているなか、パイロットは飛び出さざるをえなかった。身につけていたのは薄い飛行服と、パラシュートひとつ。成層圏の境界で酸素は薄く、気温はマイナス70度にも達する。地上16km以上の高さからの自由落下が、彼を待ち受けていた──。

『ゼロ・グラビティ』のようなパニック映画の、冒頭のように思えるかもしれない。しかしこれは、NTSB(National Trasportation Safety Board:アメリカ国家運輸安全委員会)がまとめた、SpaceShipTwoの爆発に続く瞬間に際してピーター・シーボルト船長が陥った状況の描写なのだ。

(関連記事)過去にも事故:テスト施設の爆発事故、調査報告書

NTSBによると、10月31日にVirgin Galacticの飛行機を襲った事故を覆い続けている最も大きな謎は、まさにパイロットに関するものだ。つまり、「なぜ彼は生き残ることができ、副操縦士は生き残れなかったのだろうか?」


※この翻訳は抄訳です
 
 
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