トップページ政治ニュース一覧共産 「消費増税は中止」を公約に
ニュース詳細

共産 「消費増税は中止」を公約に
11月26日 19時01分

共産 「消費増税は中止」を公約に
K10035080611_1411261930_1411261941.mp4

共産党は、衆議院選挙の公約を発表し、消費税率の引き上げを中止して、富裕層や大企業への課税を強化することや、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回などを打ち出しています。

共産党は26日、志位委員長が記者会見し、衆議院選挙の公約を発表しました。
公約では、「今回の選挙で問われるのは、国民の民意を無視して暴走する安倍政治の全体だ」としています。
そして、消費税率の10%への引き上げについて、「今の景気悪化は、消費税の増税を強行した結果だ」として、先送りではなく中止すべきだとしたうえで、富裕層や大企業への課税を強化するなどして財源を確保するとしています。
また、アベノミクスは格差拡大と景気悪化をもたらしただけだと批判し、アベノミクスの暴走をストップするとともに、非正規労働者の労働条件の改善や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉からの撤退、中小企業への支援策として、関連予算を1兆円に増額することなどを打ち出しました。
外交・安全保障では、「海外で戦争する国づくりを許さない」として、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定を撤回させ、紛争の平和解決のルールを定めた北東アジア規模の「友好協力条約」を締結するとしているほか、沖縄県での新基地建設を中止して、アメリカ軍普天間基地の無条件撤去を求めるとしています。
さらに、エネルギー政策については、原発の再稼働は認めず、原発を即時に廃止し、再生可能エネルギーや省エネの技術開発と普及を目指すとしています。

関連ニュース

このページの先頭へ