情報システムのトピックス-PR-
[法人PC再定義2]Chromebook+ライセンス料金の6万円で「安い」の声 (4/4)
シトリックス・システムズ・ジャパンも、日本市場でのChromebookの登場を好機と捉えている。企業がWindowsベースで作り込んだ業務環境やアプリをChromebookで利用するには、同社が手掛ける「XenDesktop」「XenApp」のような仮想化ソリューションが必要になるからだ。
シトリックスは端末側で仮想環境を映し出す「レシーバー」として、汎用のWebブラウザーで動作する「Receiver for HTML 5」に加えて、Chrome OSでネイティブで動作する「Receiver for Chrome」を提供した(画面1)。現在のところ、両者の機能はほとんど同じだが「今後はChrome OS専用版の機能をWindows版レシーバーに近づけて利便性を上げる」(シトリックス・システムズ・ジャパン チャネルアンドマーケティング本部 プロダクトマーケティング部の竹内裕治シニア マネージャー)。
具体的には、Chrome OSでファイルを指定したときの右クリックメニューに、仮想環境のアプリケーションでファイルを直接開くメニューを加えてよりシームレスに使えるようにする、管理コンソールから直接レシーバーを配信する、高度な監視機能を持たせるなどを考えている。Chromebookのセキュリティ機能や端末管理の容易さをシトリックスは高く評価。ネイティブレシーバーの改良を重ねて「新しい顧客を取り込むきっかけにする」(シトリックスの竹内氏)考えだ。
連載新着記事一覧へ >>
- HDD 10テラバイト時代、「コールドストレージ」はどうなるか (2014/11/26)
- Win2003サポート終了、移行支援サービスの選び方 (2014/11/26)
- SDNで日立は他社技術を活用、NECは独自路線、世界標準との折り合いが鍵 (2014/11/21)
- [ベトナムを再発見する5]「日本もベトナムも選択肢は多くない」 (2014/11/21)
この記事に対するつぶやき (自分もつぶやく)
@nikkeibpITpro
この記事に対するfacebookコメント
nikkeibpITpro