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映画「寄生獣」原作 岩明均さんの思いは
11月26日 15時24分

映画「寄生獣」原作 岩明均さんの思いは

映画「寄生獣」の原作漫画を描いた岩明均さんが、作品の映画化についての思いをNHKの質問に答える形で、コメントで寄せてくれました。
26日のおはよう日本で一部を紹介した、岩明さんのコメントの全文をご紹介します。

「寄生獣」で描きたかったことは

「寄生獣」の描き始めが25年前なので、当時の思いについて記憶がかなり曖昧なのですが、でも読者に何かを訴えるというよりかは「今度考えた新型生物を皆さんに紹介しよう」という気持ちで描いていたように思います。
だから例えば「環境を破壊した人間は悪いんだ!反省しなければ!」のような強いものではなく、「なんかイヤな理屈でくる生物(ヤツら)が出てきちゃったぜ、おい」みたいな感じですかね。

「寄生獣」の映画化を聞いたときの気持ち

いつも机で紙に向かい、止まった絵を描いてる私から見れば新しい映像技術に関しては、もう何がどうなってるのかよくわかりません。
その、何がどうなっているのかわからない技術力で、いろいろどうにかやってくださるだろうと思いました。

映画を見ての感想

映画を見ての感想

紙の漫画とは別の「映画ならでは」をとても多く見せていただけたと思います。
滑らか、かつ高速の変形・変異と動き、そしてストーリーにもオリジナルの工夫や展開があり、さらに私自身が自分で漫画に描いた内容をけっこう忘れちゃってたりするので、とても新鮮な気持ちで楽しめました。
ありがとうございます。
そして、今言うのは早いのかもしれませんが、「完結編」、楽しみにしています。

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