ゆで太郎にて朝そば玉子300円、サービスチケットにてコロッケ。
お蕎麦は「ざる」が一番と言っておきながら、寒くなるとあったかいお蕎麦が食べたくなって、食べてしまう。
東京進出は去年の12月なのでそろそろ一年になるえびそば一幻新宿店＠西新宿七丁目、今年の9月にはラゾーナ川崎に出店されました。
店先を通ったのは初めてではありませんが、よくまあここまで札幌本店に似た雰囲気の立地を見つけましたね。
ガラス越しに店内を眺めると壁際の待ち合いソファーには10人以上座っていて、人気の程が伺えます。
店先の案内板でどのメニューにするか決めて、店内の券売機に向かいます。
えびそばのみのメニュー、タレは塩、醤油、味噌の三種類、麺は太麺、細麺の二種類。
スープがそのまま、ほどほど、あじわいの三種類ですので、3×2×3=18通りですが、いずれも780円と同額。
トッピングは味玉とチャーシューのみ、餃子にライス、ビールにウーロン茶。
奥に少しだけ曲がったカウンターのみ13席の客席、店員さんはなぜか全員若くて男２女3、接客はかなりゆったりした感じです。
しばらくして空いた席に案内され、しばらくしてそのまましょうゆ細麺780円。
北海道にはエビと言う名の温泉があるんじゃないかと思うほど、海老出汁がハッキリしたスープは非常に分かりやすい。
最初の一口から最後の一口まで全くザラツキを感じない舌触りの良さ、美味しいですねぇ。
麺は森住製麺の四角い中細麺、スープの滑らかさに反して角張ってやや固めです。
トッピングには海老そぼろ、チャーシュー、味玉、メンマ、青ネギ、特に海老そばがとてもいい感じです。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
店内に張り巡らされた芸能人の色紙、どの色紙にもプリクラサイズの写真が張り付けてありました。
げんこつ屋でスタートしたのが2002年、その後、数年おきに屋号が変わり、今月からムジャキフーズのトラスト契約での2号店としてスタートした福や西新宿店＠西新宿七丁目。
１号店は下北沢で（未食）、その前に六本木で営業していたとのこと。
店内に入り、右手の券売機を見ると「深夜限定」の文字、スタンダードメニューと100円の差額。
何も考えずに「券売機左上の法則」でよかったのに、特に理由はありませんが「この深夜ってのは何時からですか」と尋ねると「もう出来ます」と言われました。
食券を渡すと太麺、細麺のどちらにするか確認されたので、太麺と答えて席に着きます。
するともう一人の店員さんが「ただいまの時間、麺大盛り、メンマ、味玉、のサービスをやっていますので」と言われたので、味玉をお願いしました。
カウンター10席と4人掛けテーブル2卓、2002年に訪問した時と全く変わっていないなぁ。
少し待って深夜限定濃厚豚骨らーめん（醤油）800円、出来上がって「お待ちどう、、失礼いたしました」とカウンター台越しに渡すところを引っ込めて、ぐるりと廻ってきて下さいました。
都内のラーメン好きなら避けて通ることが多いムジャキフーズ系ですが、私は好きなのでたまに食べに行っていて、今日のラーメンは無化調かと思うほどの出汁感です。
このスープの粘度で濃厚豚骨と言われてもちょっと微妙ですが、週に一杯程度のお客さんには十分濃厚に感じることでしょう。
やや縮れた中細麺は柔らかめ仕上げで、この柔らかめを狙っているなら問題無いと思いますが、そうでないならもう少し固めがいいかな。
チャーシューやメンマはかなり業務用で、ムジャキフーズ・クオリティの期待を裏切らない感じです。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、次回は来月か来年か数年後か。