前回は頂天石焼麻婆つけ刀削麺を頂いた陳家私菜新宿店(チンカシサイ)@新宿(渋谷区代々木)、今日は基本のメニューを頂きたくて。
店先のメニューを見て、前回疑問だった「なぜメニューでは850円だったのに会計は違ったのか」を確認して、お店に入ります。
入った時点ではお客さんが半分以下でしたが、続々と来店されて、最終的に満席。
50人以上のお客さん相手にどう立ち回るかと思ったら、なるほど想定した通り、驚きも悲しみもありません。
それでも最終的には全員に料理が行き渡ったと思われるのは、料理が何品か余ったみたいですが、流石だと思います。
たまたまこんな時間帯に初訪問したら、お店に対してどう思うのだろうか、ホント、飲食店は一期一会なんだなあ。
オーダーを済ませて、厨房近くに用意されたテーブルに近寄って水餃子を三つ取ります。
戻ってきて中華サラダ(春雨サラダ)を小皿に取り分け、いずれも無料サービスとは思えないほど美味しいなぁと食べていると、ラーメンが運ばれてきました。
元祖・麻辣刀削麺(大盛)780円、「元祖」ってなんだろう。
『かん水を入れずに小麦から手作りし、一つ一つ丁寧に作ることはとても難しく、一級点心師以上の技術がないとできない本物の味です。』(句読点を調整しました)
麺は特盛りまで無料サービスでしたので、モノは試しと大盛りでお願いしたら、丼からスープが溢れそうなほど、「良くかき混ぜてお召し上がり下さい」と案内されました。
かき混ぜると言っても溢れてしまいそうなので、そっと箸を差し入れて、そっと持ち上げて食べてみると、これがまた美味しいじゃないですか。
遠目に見た感じでは今日も前回と同じ調理人のようで麺の茹で加減も柔らかめ、前回はつけ麺でしたけど温麺として食べるととても美味しい。
麺自体は比較的短いので、一本、一本気を付けて食べないとスープが跳ねてしまいます。
教科書的なすっきりした後味のスープに挽肉、胡麻を合わせ、水菜、モヤシをトッピングしています。
途中から陳頂天麻辛醤をたっぷり入れて、冷や汗をかくほど辛くして最後まで頂きました、ご馳走様でした。
世の中には多くの激安居酒屋がありますが、ここ池袋にある希望の星、池袋駅西口にある丸井の裏手です。
安いだけだと他のことが心配なので、最近知り合った年間居酒屋千軒飲み歩きニストに確認すると「大丈夫」とのこと。
コストカットのためか店先の看板を点けたりはしませんし、トイレのドアは壊れたままですが、まあ、知ってしまえばなんてことはありません。
理由は確認していませんが、お一人様入店お断りですので、二人以上での訪問必須です。
ちなみに店名の由来は確認しましたが、「特に理由はない」とのことです。
生ビール250円以外の30種類以上の飲み物は全て190円、粗悪品を販売したり、水で薄めたりしているワケじゃなくて、安く売っているだけです。
料理の殆どは370円、流石に生ものはありませんので揚げ物、炒め物、漬物、枝豆、といったところ。
で、(ザンギではない)とりの唐揚げ(12ヶ)370円、とりの唐揚げのことは詳しくありませんが、12個って何人前だろう。
続けて勇気を振り絞ってカキフライ(6ヶ)370円、続けてこちらは肉野菜炒370円。
飲み物も順調に杯を重ねてガンガンと飲み進めます。
店内はほぼ満席で、一組帰ると一組来店される感じ、テーブル席は全て予約の札が立っていて、入ってきて満席で帰って行くお客さん多数。
私もそうでしたが電話予約必須、ちょっと緊張しますけどね。
揚餃子(18個)370円、あまりにも多かったので残すところでした。
そろそろラーメンを食べに行くというのでお開き、たっぷり飲んでたっぷり食べて、ご馳走様でした。
新宿まで戻って花園神社の酉の市へ。
熊手を買うわけではないし、たこ焼きやお好み焼きを食べるわけでもなく、ぶらぶらと歩くだけ。
いやいや、商売をしているワケじゃないので熊手は要らないし、たこ焼きを歩きながらつつき合うほど若くないだけ、ですが。
何回も来ていますが、この日にお参りをしたことはありません。
この日でなければお賽銭を投げ入れたことはありますけどね。
ぐるりと一周したところで、一息入れるかと焼き鳥屋というかおでん屋というか、なんて言うんだろう。
ここで飲めない人と来ていると色々と手続きが必要ですが、今日は浴びるように飲める人なので、生ビールお代わりしているし。
店内(?)には値段を示す貼り紙は一切ありませんでしたが、まあ、命までは取られないだろうと、おでんと焼き鳥。
高いデート代になっちまったな、一生忘れられないデートになっちまったな、こんな所を初デートにしたくなかったな。