指原「みなさんのおかげです」ＨＫＴ紅白初出場に感謝

　大みそかの「第６５回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７時１５分）の出場歌手５１組が２６日、ＮＨＫから発表された。初出場は、「ＡＫＢ４８」の姉妹グループで福岡を拠点にする「ＨＫＴ４８」や、ＣＤデビュー２０年目のジャニーズ６人組グループ「Ｖ６」ら５組。このほか白組が男女４人組バンド「ＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩ」、紅組はデビュー３６年目の薬師丸ひろ子、映画「アナと雪の女王」の日本語版主題歌を歌ったＭａｙ　Ｊ．が初めて選ばれた。

　復帰組では、長渕剛、朝ドラ「花子とアン」の主題歌「にじいろ」の絢香が登場する。

　初出場を決めたＨＫＴ４８で劇場支配人の肩書も持つ指原莉乃（２２）はこの日、ツイッターで「ＨＫＴ４８として紅白に出場が決定しました！みなさんのおかげです。頑張ります！！感激！！」とつぶやくと、続けて「一歩一歩、頑張ります。これからもよろしくお願いします！」とメンバーの写真入りで感謝の気持ちを表現した。

　ファンからは「ＡＫＢグループで最も将来性がある」と評価されるＨＫＴ４８は、６月の第６回ＡＫＢ４８選抜総選挙で指原が２位、宮脇咲良（１６）が１１位と台頭し、ＨＫＴ全体では過去最多の１４人（ＳＫＥ兼任の木本花音を含む）がランクイン（８０位以内）した。

　１〜３月には九州７県を巡る初のコンサートツアーを開催した。さらにファンの要望に応える形で４都市での追加公演も成功させ、人気が全国区へと拡大。３月発売の「桜、みんなで食べた」、９月発売の「控えめＩ　ｌｏｖｅ　ｙｏｕ！」は、いずれもオリコン週間ランキングで初登場１位を獲得し、確かな実績を残した。