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●白神山地への影響懸念 (11/26 18:58)
 ニホンジカ。深浦町の農道で死んでいるのが見つかり、国や町の関係者は世界自然遺産・白神山地への影響を心配している。
 深浦町によると今月21日、北金ヶ沢の農道でニホンジカが車にはねられ死んでいるのが見つかったという。
 ニホンジカは体長が1メートルから1.5メートルで長い角があり、オスと見られている。
 ニホンジカは群れで行動することが多いうえに繁殖力が強く、生息数が急速に増えている。
 全国的に生息域が拡大し、深刻な食害や生態系の破壊が起きている。
 ニホンジカが見つかった場所は白神山地の世界自然遺産地域から20キロほどしか離れておらず、影響が心配されている。
 深浦町では先月、白神山地の世界自然遺産地域までわずか150メートルの国有林でもオスのニホンジカが確認されている。
 津軽白神森林生態系保全センターの石田所長は今回見つかったのは角の特徴などから別のニホンジカで、少なくとも2頭は確認されたことになると話していた。
 白神山地への影響が心配されることから国や町は県などと連携してニホンジカの実態を把握し、対策を検討することにしている。



●大島理森さん 事務所開き (11/26 18:56)
 来月2日の衆議院選挙公示まであと6日。青森3区では自民党の大島理森さんが事務所開きを行った。
 八戸市沼館1丁目の事務所で行われた事務所開きでは自民党の県議会議員や市議会議員、それに三戸郡内の町長たちが玉串を捧げて必勝を誓った。
 11回目の当選をめざす大島理森さんは事務所に詰めかけた300人の支持者を前に「今の政治は実現力と実行力が問われている。責任を持って行うことができるのは私しかいない」と強調した。
 青森3区は大島理森さんのほかに、民主党の元議員で返り咲きをめざす田名部匡代さんと共産党新人の松橋三夫さんが立候補を予定している。



●特殊詐欺を防げ (11/26 18:54)
 県内では特殊詐欺の被害額が過去最悪となっている。牛乳販売店などで作る「県明乳会」は来月から注意を呼びかけるチラシを配り、被害防止に取り組む。
 26日は「県明乳会」の早狩会長たちが県警察本部を訪れ、大丸生活安全部長にチラシの作成を報告した。
 県内ではことし特殊詐欺の被害が78件、被害額はおよそ3億5500万円となっている。
 これは去年の同じ時期より15件・5500万円増え、過去最悪の被害。
 チラシは去年より目立つように赤い色にしており、オレオレ詐欺や架空請求など特殊詐欺の手口が具体的に記されている。
 「県明乳会」では家庭に牛乳などを配達する際、一緒にチラシを配り、電話機の横など目のつく場所に貼るよう呼びかける。
 チラシは来月から牛乳を配達しているおよそ3万世帯の家庭に配布され、被害防止を呼びかける。



●天守の展示品移動 (11/26 18:52)
 弘前城の石垣の大改修に伴って、26日から天守に展示されている刀や掛け軸などの資料を移す作業が始まった。
 初日の26日は弘前市緑の協会の職員など15人が天守に入り、中に展示されている刀や掛け軸などを取り出した。
 天守には弘前藩に関する歴史資料などおよそ80点が展示されており、24日まで一般公開されていた。
 しかし石垣の大改修に伴って弘前城の天守は来年8月から本丸の中央部におよそ70メートル移動させる工事が行われることから、冬の間閉鎖期間にあわせて展示品を弘前市立博物館などに移すことにしたもの。
 天守には来年4月から5月中旬の間、石垣の大改修について紹介するパネルを展示し、一般に公開する。



●正副議長 選任 (11/26 18:50)
 青森市議会は改選後初めての臨時議会が開かれ、正副議長を選任した。
 正副議長の選任では立候補者4人の所信表明が行われた。
 立候補者は議員たちを前にそれぞれ少子高齢化への取り組みや議会改革を進める姿勢などを述べた。
 正副議長の所信表明はより透明性のある議会運営をはかろうと行われたもので、県議会や県内の市議会では初めての取り組み。
 投票の結果、議長には自民清風会所属で合併後3期目の大矢保議員が選ばれた。
 また副議長には市民クラブ所属で同じく合併後2期目の竹山美虎議員が選ばれた。
 市議会では拓かれた議会をめざし、情報公開に努めることにしている。



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