500フォロワー毎に1ドル値引き!SNSで影響力がある人ほど割引されるアパレルブランドのPR術
ソーシャルで情報を届けるために、フォロワーの多い人を優遇する。これも新しい評価基準かもしれません。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。
キャンペーン概要
時期:2014年
国名:アメリカ
企業/ブランド:OnePiece
業種:アパレル
1ドルで500ユーザーに情報が届けば、安いもの?
ノルウェー発のアパレルブランド「OnePiece」。代名詞であるジャンプスーツはデザイン性と着心地を両立し、ハリウッドセレブも大注目しているのだそうです。
そんなOnePieceのポップアップストアが11月7日、ニューヨークのSOHOに登場しました。
オープニングを記念して開かれたパーティには、多くの人が招待されましたが、この店では『SNSでフォロワー数の多い人に向けた割引イベント』を実施しています。
店を訪れたお客さんが、フェイスブック、インスタグラム、ツイッターなどでハッシュタグ「#socialcurrency」をつけて店内や商品についての投稿をすると、そのフォロワー数に応じて商品価格から値引きしてもらえるというものです。
具体的には500フォロワーごとに1ドル値引きで、最大20ドルまで値引き(=1万フォロワー分)。
フォロワー数が多い、つまりソーシャルメディアの世界で大きな影響力を持つ人にブランドのプロモーションを担ってもらい、その代わりに商品を割引価格で提供しようという趣旨です。
動画はこちら
参考サイト
先週の紹介キャンペーン
「子供の写真はもううんざり!」シングルたちの声を反映したGoogle Chromeの拡張機能
記事転載元:AdGang
過去の人気記事ランキング
-
2013/04/25
顔の見えないWebサイトのユーザーをおもてなしするってどういうこと?5つの事例とその仕組み、教えます【ゲーミフィケーション実践編第2回】
-
2013/04/19
マス広告領域にも深く関わる「アトリビューション」、なぜ今注目されているの?【アトリビューション編:第1回】
-
2012/11/06
Top 100ブランドの40%が活用、世界で1億人が使う「Instagram」のプロモーション事例とツール
-
2013/05/13
[Webの仕組み]Twitterのタイムライン、ユーザーごとに違うのはWebアプリが動いているから 動的サイトの裏側を知る
-
2013/04/08
デジタル音楽サービスにおける消費形態のシフトと、Spotifyから見える新しいトレンド
おすすめ記事
-
2014/11/05 08:00
広告費0円で25万DL!人気アトラクションの長い待ち時間を楽しく過ごすゲームアプリ「Helix」
-
2012/06/15 08:00
データからワンランク上の規則性を見つけるために 「分散」と「標準偏差」をざっくり理解し、エクセル分析しよう
-
2013/11/29 09:00
徹底したパーソナル化、アメリカで一人勝ちした音楽サービス「Pandora」
-
2008/04/25 11:00
「ネーミングセンスがない…」と思ったときに試してみたい、5つのジェネレーター
-
2014/11/18 08:00
データフィード広告を牽引する商品リスト広告へ急激な予算シフトが起きている/その進化の経緯に迫る