天地創造
伊都能売神諭(いづのめしんゆ)とは、大本開祖・出口直の昇天(大正7年11月6日)後に、
国祖・国常立尊(クニトコタチノミコト)が出口王仁三郎の手を通して降した神示のことです。
(ミロクについては、「666」と「567」のふたつの数字が使われている)
(要点)
この世界の初めは泥海のような状態であって、そこに鱗も角ももたない青水晶のような
美しい蛇体を持つミロクの大神がいた。そのミロクの大神が天地を創造しようとしたが
独神(ひとりかみ)であるために苦労していたところ、後に「日の大神」となる、
頭に生えた16本の角の先から強烈な光を発する蛇神が現れたので、ミロクの大神は
その神に世界創造の相談をもちかける。
その相談に応じた「日の大神」は、今後、ミロクの大神のパートナーとなることを誓った。
この約束が結ばれたのが、高天原の龍宮館である。
そこへ後に、「艮の金神(うしたらのこんじん)」と呼ばれることになる「国常立尊」が
現れて、「世界を創造するお手伝いをさせてください」と言った。そこで、ミロクの大神
は「そなたは見かけによらず誠忠無比であるから、世界の一切を委ねる」と命じられ
その後、龍体(蛇形)の神々が集まって話し合った結果、ミロクの大神の仰せの通り
国常立尊を総司令官として迎え入れることになった。
さらに、伊邪那岐命(イザナギノミコト)とミロクの大神の命を受けて、国常立尊は
地の主宰神となり、この世界を創造した。この国常立尊も龍体(蛇形)の神のようだ。
(霊界物語より)
金色の龍体と、それから生れいでた種々の色彩をもった大小無数の龍体は、地上の各所
を泳ぎ始めた。もっとも大きな龍体の泳ぐ波動で、泥の部分は次第に固くなりはじめ
水の部分は希薄となり、しかして水蒸気は昇騰する。そのとき龍体が尾を振り廻すごとに
その泥に波の形ができる。もっとも大きな龍体の通った所は、大山脈が形造られ
中小種々の龍体の通った所は、またそれ相応の山脈が形造られた。
低き所には水が集り、かくして海はまた自然にできることになった。
この最も大いなる御龍体を、国常立尊と称へ奉ることを自分は知った。
これはある種の霊的ヴィジョンであり、そのままの事実であるとは受け取る必要はない。
また、天地と人類を創造した龍神と、天皇の祖先と混血した龍蛇族(龍神系宇宙人)を
そのままイコールで結ぶわけにもいかないだろう。龍にも様々な種類や階級があるから。
だが、噛み砕いて理解するなら、我々の想像もつかない高次の神界にいる龍神的存在が
地球の創成にかかわっていることは間違いなさそうである。それとは別に、人類の進化や
国造りに関しては、神界から降りてきて、3次元、3.5次元の肉体を持つようになった
龍蛇族が深く関与しているようである。
「シリウス・プレアデス・ムーの流れ、龍蛇族直系の日本人よ!浅川嘉富 著」より
(補足)
国常立尊は、スサノオ、ルシファーと同一霊統の神になります。
ちなみに、伊勢神宮の外宮祭神である豊受大神の正体はユダヤ教の「ヤハウェ」にあたり
外宮の神職が起こした伊勢神道によると、豊受大神は「天御中主神」や 「国常立尊」と
同一の根源神だと定義しています。 外宮の豊受大神は「荒魂」とされています。
つまり、荒ぶる神「スサノオ」であり、国常立尊です。王仁三郎も伊勢神宮参拝の際に
「外宮の祭神を豊受大神と言っておるが、実は国祖である国常立尊をお祀りしているので
名前は違っても同じ神様である」と述べたそうです。
また、聖書でいう悪魔のバアルでありルシファーでもあります。
『ヤハウェ=豊受大神=スサノオ=国常立尊=バアル=ルシファー』
一方、内宮の祭神である天照大神の正体は「イエス・キリスト」ですね。
イエス・キリストはスサノオであり、牛神バアルでもあり、堕天使ルシファーでもあります。
もっとも、イエスは絶対神ヤハウェの受肉だとされていますので・・・
外宮の主祭神「豊受大神」と内宮の主祭神「天照大神」は、同神異名になります。
太一二(オーヒツキ)大神としてのこの神は一柱であるが、働きはいくらでもあるぞ。
その働きの名がもろもろの神様の名ぢゃ。無限であるぞ。このほう一柱であるが無限柱ぞ。
総てが神であるぞ。一神ぢゃ。多神ぢゃ。汎神(ハンシン)ぢゃ。総てが神ぢゃ。喜びぢゃ。
始めから全体を掴もうとしても、それは無理と申すもの。手でも足でもよい、
何処でもよいから掴める所からつかんで御座れよ。だんだん判ってくるぞ。
全体をつかむには全体と同じにならねばならん・・(日月神示 春の巻 第21帖)
結局は、一神教も多神教も元々は一体であって、神々の働きの名が違うだけなのです。
先史文明(ムー大陸の時代)では人間も神も一体で、世界もひとつに統一されていました。
国境の区分けや人種の差別もなく、自由に行き来して平和な時代だったそうです。
ところが、「人の世」が始まったら、国境、マネー、宗教の縛りができ、争いが絶えない世
になってしまいました。日本の神社に祀られている神々も、今までは「人の世」の神社です
から、正体はひとつなのに様々な名で祀るしかない、という道理になります。
悪神と思っているルシファーも、天照大神、国常立尊と元々は同じ神なんです。
わかりやすい喩えをすると、マルチタレントみたいなものです。(笑)
俳優・歌手の時は山田春子、小説書くときは鈴木冬子、作詞家としては佐藤秋子です。
ですが、素をただせば本名の前田夏子であって、芸能界(人の世)の時はネームを変える
だけです。働きが違うだけで、前田夏子の本質がなくなるわけではないのね。
奇妙な喩えで申し訳ない・・(爆)
明日から新しいシリーズを開始します。「龍の国日本」です。
文中に「霊界物語:出口王仁三郎」「日月神示」が出てくると思うのです。
シリーズを開始する前に、私と「日月神示」の出会いと、それにまつわるお話をします。
日本列島と龍神が深いかかわりがあること、「日月神示」という神示があるのを
昨年の夏まで知りませんでした。大体が日本神道自体に興味がなかったのです。
ある日、主人に「ちょっと~日月神示という神様の言葉を集めたものがあるんだけど・・」
「どれどれ・・ははぁん、別に驚くことじゃないね。同じ内容をとっくに聞いてるから~」
実は、主人はある神道系の宗教団体の信仰をしていまして、宗教団体っていっても
某団体とは打って変わって、非常にこじんまりとしてまして、はっきりいって貧乏なんです。
北海道が本部で全国には2,3か所ですかね?教祖様というのが、大本教の開祖である
「出口なお」の北海道版みたいな方です。昭和5年に、出口なおと同じく、神様の言葉を
授かるようになったようです。既に故人になられ、2代目の方が継いでいるようです。
教祖様(女性)は、日月神示と同じことを繰り返し述べていたようです。
「3千世界の立て替えは水と火で洗われる、なにもかもが3分の1になる。」
全く同じことを何回も聞かされたそうです。だから全然びっくりしませんのよ。
亡くなられた後は、弟子の先生が継ぐことになるのですが、その中で非常に霊的能力に
長けた先生がおりまして、もう5年前に亡くなりましたが、その方がまたすごいんですね。
20年以上前には、あの鳩山由起夫氏も何度も相談に来られていたそうです。
だから、北海道から出馬したみたいよ。まぁ、それはいいとして・・。
色々エピソードはあるんですが、数か月前に聞いたびっくりエピソード。
ある日、その先生が、「○○さん、神様が褒めていますよ。あなたお月さまに手を合わせて
いますね?」「は・は・はい・・そんなことどうしてわかるんですか?」
家のトイレの窓からは、お月さまが見えるんですよ。私も全然知らなかったのですが
窓から月がよく見える時には、手を合わせていたんだそうです。
ですが、誰にもいってませんでした。それを、突然指摘されたものですからびっくり仰天。
まぁね~神様ですから、全てお見通しなのは、当たり前といえば当たり前です。
お月様とお日様に手を合わせる(感謝する)ということは、とても良い行いだそうです。
「日月神示」という言葉でもわかるとおり、「陰陽の法則」を説いた神示です。
悪も善もコインの裏表と同じ。どちらも、お互いが必要があって成り立つ原理ですね。
「日月神示」は、岡本天明が自動書記という、自然と手が動いて書かれたんですが
その先生も同じく、見た事も無い文字らしきものを、サラサラ書いていたそうです。
見てもさっぱりわからなかったようで、先生が神様を交信している時も
聞いたこともない言語だったそうでして、キツネにつままれた感じだったようです。
・・というわけで、そこでも「龍神」「君が代」「日の丸」を大事にしてましたが
「龍の国日本」を明日から始めます。お楽しみに~♪