14. コンテンツSEOにおける魅力的なコンテンツの作り方
本記事で学ぶ内容
・コンテンツ作成の基本的な考え方を理解できる。
・コンテンツの基本的な構成を理解できる。
・コンテンツ作成の注意点を理解できる。
コンテンツSEOの基本は、魅力あるコンテンツを継続的かつ効率的に追加することです。
つまり、もっとも重視するのはその内容です。いくらたくさんのコンテンツを追加しても、内容がともなわなければ効果は期待できません。それどころか、最悪の場合、Googleからペナルティを与えられ、検索結果に表示されなくなってしまいかねません。
本記事では、魅力あるコンテンツの書き方のポイントを紹介します。
コンテンツ作成の基本的な考え方
誰に対するコンテンツなのか考える
コンテンツを書くとき、読者はひろい意味での「見込み客」です。つまり、彼らがおもしろいと思う、役立つと思うものを提供することが重要です。
もちろん、うそや事実と異なること、誹謗中傷などは論外ですが、客観性や品を欠いたもの(とにかく自社商品ばかり薦めるなど)、公序良俗に反するようなものなどもひかえるべきです。
あくまでユーザーの役に立つ、社会のためになる、といった視点で書くことが重要です。
コンテンツの基本構成
魅力的なコンテンツの構成には共通点があります。わかりやすく読みやすい、ということはもちろんですが、おもに以下のような流れになっています。
1.タイトル
2.リード文(どんな記事なのかを冒頭で要約した文)
3.見出し(3~7つくらいが読みやすい)
4.まとめ(結論)
5.必要があればアクション要素
(ソーシャルボタンや購入ボタンなど、読者が次に行うべきことを促す要素をおくと良い)
また、読みやすくわかりやすい表現をこころがけましょう。以下に例をしめします。
<読みやすい文章>
修正前:~して下さい。 修正後:~してください。
<平易な言い回し>
修正前:~保存しておくということが重要です。 修正後:~保存が大切です。
<読みやすい文章>
修正前:~を追加し継続することで、次第にユーザーの気持ちも和らいで~
修正後:~を追加し継続します。そのことでユーザーの気持ちもやわらぎ~
※長い文章は、短く言い切れるのであれば、分ける。
そして、コンテンツは1つ追加したら終わりではありません。
それ以降も反応をみて、内容やテーマ、表現などを試行錯誤し、育てるという視点でコンテンツ追加をしましょう。それらを続けることで、次第に魅力的なコンテンツが書けるようになっていくでしょう。
コンテンツ作成時の注意
内容のないコンテンツを、大量につくり、ホームページに追加することは、絶対にやめましょう。
ユーザーのためにならないどころか、Googleの検索結果にそのようなページが出ることで、Googleにもユーザーにも迷惑がかかります。
結果、Googleからペナルティを受けた場合、以後どんなに良いコンテンツを追加しても、検索結果の画面で上位表示されることはなくなります。注意しましょう。
いっぽうで、コンテンツ量が増えそうなときは、上図のようなコンテンツマップ(一覧にして整理)を作成しますと混乱しないですみます。誰に対してどういうコンテンツを用意すべきか、重複を省くなどの整理ができます。コンテンツの計画的な追加に役立ちます。
まとめ
魅力的なコンテンツは、基本的な構成をベースに、わかりやすく読みやすい文章をこころがけましょう。
そのうえで、継続的に追加をしユーザーの反応をみながら試行錯誤することが大切です。ユーザーにとって何が役に立つのか、つねにそのことを考えながら書くようにしましょう。
ここがポイント!
・事実とことなることや誹謗中傷など公序良俗に反しないものを書く。
・基本構成をふまえ、読みやすさに注意する。
・無意味なコンテンツの大量追加はしない。
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