2014年11月26日11時04分
寄付のお礼は近江牛――。滋賀県近江八幡市は12月から、市に寄付をした人に、近江牛などの特産品を40%分還元する。自治体に寄付した人の税が軽くなる「ふるさと納税」のお礼の品に地元のブランド力のある名産の力を借り、まちづくりに生かしたいという。
同市の「ふるさと応援寄付」は2008年度に始まった。件数は09年度の111件、額は10年度の1346万円をピークに減り続け、昨年度は12件、510万円。1万円以上の寄付に対して、市施設の入場券やコンニャクなど数種類の品物を送っていた。寄付が多くても枚数や量を増やすしかなく、還元率は1割以下だったという。
新たに寄付を呼び込むため、地元の魅力ある品を返礼に選ぶことを企画。応募があった市内6業者の43品目で始めることになった。
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