統計解析
〜第1回〜
1.基本統計量の計算
・ここでは,データを用いて,平均値,中央値,範囲,分散,標準偏差,歪度,尖度 を算出する.
・なお,基本統計量の説明については,「基本統計量とヒストグラム 」を参照すること.
(1) 次のURLにカーソルをもっていき,「右クリック」→「名前をつけてリンク先を保存(A)」を選択し,ファイルをダウンロードした後,ダウンロードされたファイルをダブルクリックして開く.
A2からA48に番号,B2からB48に都道府県,C2からC48にデータを入力する.
(2) E4からE10に各統計量を求めるための統計関数を入力する.
2.パーセント点の計算
ここでは,前のデータを用いて,25%点(第1四分位点),75%(第3四分位点),四分位範囲を求める.
3.ヒストグラムの作成
ここでは,前のデータを用いて,ヒストグラムを作成する.
(1) 準備として,データの最大値,最小値を求め,区間数を10として区間の幅を求める.
(2) E21からE32に区間の上側境界値を入力する. まず,E21には、最初の区間の下側境界値を130とし,これに区間の幅25を加えた155を入力する. 次に,E22からE32まで,区間の幅を順次加えていく. 最大値を超えたところで止める.
(3) F21に関数FREQUENCYを使って第1区間の度数を求める.
(4) F22からF32まで複写し,累積度数を求める.
(5) G21 =F21, G22 =F22-F21 と入力する.
(6) G23からG32まで,G22を複写することにより,各区間での度数を求める.
(7) G21からG32を選択する.
(8) 「挿入」→「グラフ」を選択する.
(9) 「グラフウィザード -1/4- グラフの種類」の画面が出るので, 「縦棒」→「集合縦棒」を選択し,「次へ」を選択する.
(10) 「グラフウィザード -2/4- グラフの元のデータ」の画面が出るので, 「系列」のタブを選択する.(下図:赤丸)
(11) 「項目軸ラベルに使用」を選択し,E21からE32までを選択する.
(12) 「次へ」を選択する.
(13) 「グラフウィザード -3/4- グラフオプション」の画面が出るので, 「グラフタイトル」に“敷地面積のヒストグラム”, 「X/項目軸」に“敷地面積”,
「Y/数値軸」に“度数”, とそれぞれ入力する.
(14) 「凡例」のタブ(下図:赤丸)を選択し,「凡例を表示する」のチェック(下図:青丸)をはずし,「次へ」を選択する.
(15) 「グラフウィザード -4/4- グラフの作成場所」の画面が出るので, 「オブジェクト」を選択し,さらに,「Sheet1」を選択する.
(16) 最後に「完了」を選択する.
(17) 適当な名前で保存する(「ファイル」→「名前を付けて保存」).
4.母分散の比に関する検定と推定
詳細については,母分散の比に関する検定と推定を参照のこと.
(1) データの入力を行う.
(2) F2からF15,G2からG4に数式と統計関数を入力する.
P値(両側)=0.0401 < 有意水準α=0.05 なので,帰無仮説は棄却される.すなわち,A法とB法の母分散は異なると判断する.
(3) F16に信頼率,F17に信頼上限,F18に信頼下限を計算する式を入力する.
母分散の95%信頼区間は,1.07≦σA2/σB2≦14.96