石井、ミルコと再戦！８月の雪辱を「ベルト持って幅利かせる」

「スカイプ」でオランダから意気込みを語った石井 Photo By スポニチ

　大みそかに両国国技館で行われる「ＩＮＯＫＩ　ＢＯＭ―ＢＡ―ＹＥ２０１４」（スポニチ後援）で、前ＩＧＦ王者の石井慧（２７＝Ｉ　ＤＡＳＨ　ＲＨＩＮＯ）と現王者ミルコ・クロコップが再戦することが２５日、発表された。両者は８月に対戦しており、その際は王者・石井が初防衛に失敗。挑戦者・ミルコの左肘が左の額に当たって流血し、２回に無念のドクターストップとなった。

　現在オランダで練習中の石井はインターネット電話「スカイプ」で都内の報道陣と会見。「一番じゃないと気が済まない。ＩＧＦのベルトを持って幅を利かせたい」と意気込んだ。１０月末にフランスで行った練習中に右肋骨を骨折し、１週間も寝たきりで「しゃべるのも痛かった」という。その影響で１１日の北京大会を欠場したが「しっかり休んだので、ほぼ完治した」と訴えた。

　大みそかは元ＰＲＩＤＥミドル級絶対王者ヴァンダレイ・シウバが立会人として来場するが「全く気にならない。（対戦の意思も）特にない」と興味なし。来年２月に第１子の長男も誕生予定。「来年はジョシュ・バーネット選手と戦いたい。凄く強いから」とベルト奪還後の構想も語っていた。