知らないことを知ろうとして望遠鏡を覗き込んだ方のパパラボです。
はい、今日は息子の知ったかぶりの話をしようと思います。
長男のジュニアが、知ったかぶりをするようになってきました。ジュニアに指摘をしたり、話をしていると、実際は知らないことなのに「知ってる」「あああ、それね」「知ってた」を連発するようになってきました。
今朝なんてヒドかったんですが
私「ただいまー」
Jr「おかえりー、どこいってたの?」
私「ゴミすててきたー」
Jr「知ってる」
これにはイライラを通りこして吹き出してしまいました。「知ってるなら聞くな」と。
まあこのくらいの年頃の子どもって、自分を大きく見せたり、なんでも出来るって見せたりしたいんでしょうね。まだ自分が間違えたことややってしまったことを素直に認めることもできないところもあるので、
・間違いを認める
・過ちを認める
・知らないことを受け入れる
なんてことは、かなり大人度が求められることなんでしょう。大人でもむずかしいことですから。
で、問題なのは、この知ったかぶりをどう扱うべきかということです。
私は、息子の知ったかぶりを聞きつけるなり、指摘してやればいいと思っていました。
「ウソだろ!、知らないだろ!」
「知らないことは悪くないんだよ」
「知らないことを、知ってるって言うな」
みたいな感じでね。大人になっても知ったかぶりしてたら人からイヤがられたりするので、早いうちに教えてやった方がいいかなと。
でも妻曰く、私たちはそういう指摘をまだしなくていいのでは? とのこと。
・就学前の子どもの知ったかぶりなんて当たり前のこと
・強く指摘したりすると自尊心が傷つくはずであんまよくない気がする。
・まだ知ったかぶりで人間関係に不具合をきたすような時期でもないから、言わせるだけ言わせておいていいと思う。
言われてみれば、親として「おまえ、知ったかぶりするなよ」って子どもに言うのは、子どもの将来を心配しているようで、実は単純に接していてイライラするから言ってる面が多分にあるなーと感じました。言葉をやっと使えるようになったくらいの子が喋っている内容をつかまえて、「知ったかぶりするな」ってのはちょっと大人として余裕がないもんだなと。
そして私たちは「知ったかぶりしてるとカッコワルイ」ということを、これまで生きてきた経験から知っています。つまりこれまで、知ったかぶりをして恥をかいたり、指摘されたりしながらそういう感覚を身につけてきたんだと思います(もうあんまり覚えてないけど)。きっとジュニアも私たち親が全力で事前に潰してあげなくても、色々なところで恥をかいたり、かっこわるい思いをして「知ったかぶり」しないようになっていくことでしょう。
というわけで、パパラボ家では、目の前で知ったかぶりされたらつっこみたい気持ちをぐっと抑えて、微笑ましくスルーしようという方針になりました。
どうなることやらわかりませんが、しばらく様子を見てみようと思います。
それでは、今日はこの辺で。
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