[PR]

 伊吹文明・前衆院議長は25日、安倍晋三首相が消費増税の先送りを理由に踏み切った衆院解散について、自身のフェイスブックに「2%引き上げを延期する場合の手続きも、国民の代表たる国会が議決した法律に明記されており、改めて民意を伺わねばならぬ性格のものではありません」と書いた。

 そのうえで、解散の大義について「アベノミクスの評価、2年間の安倍内閣・自公政権の評価を謙虚に伺い、改める点と自信を持って進む点を主権者に判断頂くことになる」とした。

 安倍首相は解散表明した18日の記者会見で「税制こそ議会制民主主義と言っても良い。その税制において大きな変更を行う以上、国民に信を問うべきであると考えた」と説明している。