先日、知人と話をした事で自分が子供の頃の景色をフルカラーで思い出したのでこの状態を記録するために書いておきます。
忘れないうちに本題に行きます。
ここでの今は2014年、昔は私が子供の頃なのでだいたい30年~40年前だと思って下さい。
それと私の記憶に基づいて書いていますので暮らした環境によって全く違うと思います。
今と昔で違う事
1.公園で遊びづらい
いま
不審者の存在がマジで怖い、公園で○○禁止!の張り紙が多い、友達もみんなDS持っているので結局外でDSする。持ってない人は見てるだけ?全体的に遊びづらいような印象。
むかし
不審者の存在は怖い。公園では子供は何でもしてた。※但し怖いおっちゃんが怒鳴りに来ることもしばしば。携帯ゲーム機はなかったので誰かの家(主にお金持ちの友達の家)に行ってみんなでファミコン、お菓子とジュース貰って食べる、そろそろ公園行こうぜ!のコンボで野球したりサッカーしたり。(ここでゲーマーと運動神経いい奴とのパワーバランスが保たれる)
不審者の怖さについては子供の頃はニュースとか見てないのでちゃんと理解していなかっただけかもしれません。
2.親の買い物に付いていっても楽しくない
いま
スーパーは合理的に管理されていて、カゴに商品を入れてレジへ行くだけ。あまり楽しくない。
むかし
(ここで書くのは子供の時に感じたそのまま書いていますので魚屋さんとかをディスっている訳ではない事をご理解下さい。)
市場があった。魚屋さんは魚臭い。なんか捌いてる。声が独特。母親にこの魚の調理法を教えてくれてる。あー早く家帰ってゲームの続きがしたいなぁ。八百屋さんのおじさんも声が独特。八百屋さんは天井から青いかごをゴムで吊り下げていて、そこにお金がジャラジャラ入っている。なんでこんな風になってるんだろう?柿おいしそうみかんおいしそう。豆腐屋さんは豆腐が水にぷかぷか浮いていて、水は凄く透明できれい。何でこんな風にしてるんだろう?豆腐を何か大きな機械に通したらビニール包装されていた?何か凄い機械だな。(←記憶があいまい)
だいたい買い物をしていると友達のお母さんと出会って世間話が始まるので暇を持て余しつつお店の人が仕事するのを見ていた。取り扱う商品によってお店の設備やシステムが全く違っていた。
今と昔でこの辺は結構違うような気がする。(考える力を育てるという意味で)子供なら市場で買い物する方がきっと楽しいような気がします。
3.ファミコンとDS
いま
上でも書きましたが携帯ゲーム機の存在。結局外でもゲームができてしまう。体力の低下に繋がっていると思う。
むかし
親が外で遊んできなさい!と言えば公園で遊ぶしかなかった。私はこの頃からずっと本読んだりゲームしたい派であったがそれでも外で(半分嫌々で)遊んでいた。
4.眠らない街
いま
24時間営業のコンビニ、飲食店、漫画喫茶、カラオケボックスなど。
例えば夜10時くらいになっても街は全然明るいし、ちゃんと稼働している感じがある。
むかし
暗い。夜になるとほとんど開いているお店がない。スナックから怪しい歌声が聞こえてくるくらい?
一刻も早く家に帰りたい気持ちになる。
(ここに関しては小学校の塾帰りの時の記憶です)
今の子供も塾へ通って、夜に帰って来てコンビニでお菓子なんか買って帰ると凄く遅い時間になりそうです。ん?待てよ。でも自分が小6くらいの時も深夜のテレビとか見て結局起きてたような気がするなー。
最後に
特にオチがある話でもないんですけど、大人にとって合理的な街は子供にとって暮らしにくいんじゃないか、また、合理化されてしまうと子供には分かりづらくて発見する機械の損失や、考える力を養う機会の損失に繋がっているのかな?なんて思いました。
私が子供の頃でも例えばファミコンがあったりしたのでファミコンがなかった世代の人たちからすれば同じように見えていたのかもしれませんので、あまり気にする必要はないのでしょうか?今は今のいい面もありますからね。