ライフハッカー編集部 - 08:00 AM
Adobeユーザー注目。手書きメモをスキャンすればPsやAiに適した画像に変換できるモレスキン
ギズモード・ジャパンより転載:どんなスタイラスも"手"には勝てません。
Adonitの「Jotシリーズ」やAdobeのInkとSlide、おしゃれなiPadスケッチアプリ「Paper」に対応する「Pencil」など、近年はタブレット向けスタイラスが話題です。手持ちのiPadをノート代わりに使えるのは素晴らしいですが、ペンと紙には敵いませんよね。
ノートメーカーのモレスキンは11月20日(木)、Adobe Creative Cloudのソフトウェアに対応したノート「Moleskine Smart Notebook, Creative Cloud connected」を発表しました。ノートに描いたイラストや落書き、ブレストなどを、専用アプリでAdobe PhotoshopやIllustratorに適した画像データに変換してくれるんです。
アイデアはいつどこで湧いてくるか分からないのに、自分のタブレットやスマホの充電が切れてたら記録もできませんよね。とはいえ、紙のノートに描いたアイデアや手書きのイラストを、同僚や友達にシェアするのも簡単ではありません。そこでモレスキンは、アナログからデジタルへスムーズに変換してその問題を解決しようとしています。
各ページの四辺には四角い点が配置されており、iOS対応のiPhoneアプリを使って読み込むと、自動的にAdobe Creative Cloudに取り込まれます。取り込まれた時点でPhotoshopに適したビットマップJPGと、Illustratorに適したベクター画像(SVG)に変換されます。紙にはどんな筆記具で描いても大丈夫ですが、濃いインクと太い線のほうが、より良い結果になるそうですよ。
また4つの点があることで、いかなる角度から撮影しても自動的にサイズや遠近感が補正されます。これらの手順は全てiPhoneの標準カメラで行えるので、普段からiPhoneとAdobe製品を活用している人には嬉しいですよね。
Adobe Creative Cloud Moleskineは20.32cm×12.7cmの大きさで、160ページのハードカバーが初めに販売されます。値段は33ドル(約3900円)です。すでに公式ページで予約を開始していますが、12月になってからの出荷です。
日本でもクリスマスには間に合うように発売してほしい......。
その他、ギズモード・ジャパンの人気記事:
・米国を襲う異例の大寒波、その様子がタイムラプス動画に
・グーグルグラス、ブレイクしないまま終わる!?
・アップル、貴重なウィジェットNeatoを存亡の危機に
Watch paper evolve with Moleskine and Adobe<sup>TM</sup>|Moleskine
Andrew Liszewski(原文/訳:徳永智大)
- モレスキン 2015年版手帳 エバーノート ウィークリー ラージ SKD12WNEVER3UJ
- MOLESKINE モレスキン