2014-11-26

小4「どうして解散するんですか?」騒動の裏側を推測する

騒動の細かい説明はいらんだろう。政党に関連する団体の末端の末端の辺りがどんな風に活動してるのか昔みたことある自分が、今回の騒動が大体どういう経緯で起こったのか現実的範囲で推測してみる。ただし、私見偏見まみれのあくまでも【推測】という前提で読んで欲しい。

とりあえず先に三行でまとめると。

民主党陰謀とかではない

NPO法人青木くんらが意識高すぎてはっちゃけ

民主系の知り合いが多くもらい事故が多発し大風評被害を発生させた

ちなみに私の情報元や知っている事は、痛いニュースNAVERまとめTogetterまとめ、各自ツイッター公式ブログなどだけだ。


まずは、何であんなサイトを作ったか?という点から推測してみよう。

NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」、この辺で既に香ばしいから、誰でも大体予想はつくだろう。後述するが、蓮舫氏に会っていたり菅直人氏の息子と(おそらく)知人であったりTehu氏が仕事民主系の人と関わりがあったり民主くん拡散している点から、ある程度民主党系の人々と関係のある&思想の近い組織(もしくは青木くん個人が)なのだろう。民主党議員ゆかりがあれば、その繋がりで会う人が皆民主党系になるのも必然と言えばわかりやすいか。当然今回の総選挙に対して義憤(…)を抱いたに違いない。その方が観測範囲にいるすご〜い大人達の受けもいい。かといって、総選挙自民党に対して確固たる意見があるでもなく、「今回の総選挙に大義なし!」程度。そこで、「よ〜しそうだ!インターネット問題提起して解散のおかしさをアピールしよう!」とか思いつき、仲間内でわいわい話し合い、「そのままじゃ話題度が低いし小4ってことにしようぜ」「仲間に技術者もいるしそいつサイト構築は丸投げでいける!」というノリだったのではないだろうか。本当に。この程度誰でも推測できる事だと思うが、本当にそれだけだったのだと思う。よく青木くんの思想が偏ってるという意見をみるが、思想や主張なんておそらくない。「強い反対の気持ち」と「何かやりたい」、それだけ。だから、ああいうだた「どうして?」を連発する解答乞食サイトになったし、あんな謝罪文になる。言いたいことなんてないのに、思想なんて呼んではいけない。

そういう意味では、一部の人々が「行動力がある」という点で擁護しているのも、賛成はしないが理解はできる。まさに若さ全開って感じが。

ただし、民主党の偉い人とは言わずとも、何でもない議員とか事務所の人とか、その辺から若いんだしインターネットでなんか面白いことしてみたら〜」とか雑な事言われた可能性はある。それか、民主党系の人と会った時に解散の是非が云々とか熱〜く語って褒められて調子乗って「インターネットでなんかします!」とか大見得きっちゃったとか。何にせよ、割りとくだらない動機だったと思う。謝罪文に書いてあった事が全てだろう。熱さやノリだけで行動できるのは、若さゆえの特権といえば特権だが。

政治家とか偉〜い感じの批評家だのは、信頼できる筋の紹介さえあれば学生ってだけで割りと会える。だから菅直人氏の息子とか仕事したTehu氏とかの友人であれば紹介程度はしてもらえる可能性は高い。たぶん、サポーターとかもその線で捕まえたのだろう。若くて政治に興味がありちょっと弁が立つ、ってだけで会ってくれる政治家批評家ジャーナリストは、そこそこいる。最初の人の心さえ掴んでしまえば、あとはとんとん拍子で紹介して貰えて上手くやり続ければ「面白い若者」という評価もついてくる。


ここまで読んでもらえれば、私があのサイト民主党陰謀論だと思ってないことは分かってもらえたと思う。しかし、話題になってる民主くん蓮舫氏がサイトについて言及しているのは事実。そこで、どの程度民主系の人々と関わりがあるのかも推測してみよう。一応わかりやす時系列で整理してみる。

まず、どうして解散するんですか?アカウント最初ツイートを行ったのが11月20日の4時12分なので、とりあえずこれをサイトや一連の広報活動の始まりとする。

サイトの公開日時は私が知り方をわからないのでツイッターにしています時間表記揺れツイッター時間表記揺れをそのまま写してるためなのですみません。)

彼らは、11月20日乙武氏と田中康夫氏へのリプライを皮切りに、11月21日22日と方方にリプライ爆撃を行っている。

乙武氏は、正確な時間はわかりませんが、1120日のアカウント一発目のツイートリプライに対して、同日中RTしている。

そして、民主くんアカウントが、11月22日15時8分のリプライに応えたのが11月22日15時28分。

蓮舫氏は11月21日4時52分のリプライに対し、11月22日午後9時2分にサイトについて言及している。

まず乙武氏。

彼はNPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」のサポーターで、その中でも一番上に大きく取り上げられているくらいだから、ある程度彼らの面倒を見たり様子や活動は把握していたと考えてもいい。そして、どうして解散するんですか?アカウントが一番最初リプライしてそれを速攻RTしてる通り、乙武氏はサイトの件について知っていたのはほぼ間違いないだろう。ただし、どこまで把握していたのか、例えば小学生を騙る所までは知っていたのかは本人達しかからない。最低ラインとして「解散について問題提起するサイト作るんで拡散して下さい」くらいは言われていただろう。インパクトの為に嘘をつく事について知っていたとすれば何故止めなかったのかと思うし、知らなかったら知らなかったで変な学生に騙されて名前貸したりしてワキが甘いな、と思う。ただ、乙武氏は政治家でも何でもないただの有名な作家さんでしかなく、よく炎上もしているし、やっぱり普通の人なんだというだけの事。ちゃんと面倒みとけよとは思うものの、大して責められる様な事でもないと個人的には思う。

次に民主くん

そもそも民主くんアカウント自体民主党公式アカウントではない。わざわざプロフィール欄に「投稿は党を代表するものではない」と書いてある。公式認定しなのにきちんと明記する辺り、公式ではないが認識はされている「あくまでも公式ではない」という実験的なアカウントであると推測する。ゆるキャラブーム2007年ひこにゃんを筆頭に始まり、その流れで民主くんが生まれ2009年正式に党公認キャラとなったようだ。2009年頃といえば、ツイッターアーリーアダプタ以外が沢山出てきた頃。どこかの事務所若い子が「これからツイッターっすよ!」的な事でも言い出して、若い子に流行ってるツイッターゆるキャラを合わせて広報をしてみよう!とかいうコンセプトなんかで作られたのでは。2007年には小沢一郎氏がニコニコ生放送に出演、翌年には公式チャンネルも作り、2009年時点では民主党全体に「インターネットやってみよう」の認識があったとみて問題ない。それでも、流行りのツイッターって何それ怪しい大丈夫なの?炎上しまくりで物騒だしと「民主くん使っていいけど党公式ではないからね」という所に落ち着いたのではないか。成功すればOKだし駄目なら「公式じゃないんで」と言える。(もしかすればもしかすると熱心な民主党支持者が個人で運営してるのかもしれないが、民主党はそれらを放置する方針なのかを確認するために民主くん関連のアカウントが他に無いか調べてみたが今回の騒動のせいか民主くんアカウントが増えすぎていて判断できなかった。)

熱心に活動している様だが、うーん、個人的にあまり上手に運用できている様にはみえない。あれは、民主党広報も噛んでないしNHKPRみたいに精鋭をあてがっているわけでもないだろう。民主くんフォロワーも、全てではないがざっと見た範囲では民主議員フォローしている様子もなかったので、民主党内でも知られてないが言い出しっぺの人が地道に活動を続けているのでは、と推測している。

さて、民主くんもどうして解散するんですか?アカウントリプライに対してなかなかの速度で非常に好意的に反応している。蓮舫氏のツイートに加え、あのツイートでは「民主党陰謀だ」と思われるのもある程度仕方ない気もする。しかし上述してきた理由で、私は今回の件に民主党は絡んでおらず、「サイトの件について事前に知っていたのは民主くん中の人だけ」ではないかと推測している。有り得る範囲だとしても、知り合いの民主党関連の人にこんなことやります〜見てね〜とか言っていたくらいでしょう。民主くん中の人青木くんらが知人であったかどうかはわからないが、「こんな事するから民主くん中の人にもリプライするし拡散してよ〜」とか言われて気楽に乗っただけ、というのが現実的なところではないだろうか。

裏を知っておいて「天才少年現る」と言ったのだとしたら民主くん中の人もかなりお察しな人な可能性が高いし、知らなくてやらかしたのだとしても、公式ではないとはい民主くんアカウントを預かっている身として余りにもワキが甘すぎる。非公式でも政党公式キャラを背負ってる時点で、炎上すれば党本体にも風評被害が及ぶ事くらい予想できるだろう。もう少し慎重に行動するか、できればもう辞めた方がよいのではないか。

今頃、最初民主くんアカウントについて話を振られて公式にしないと判断した人は「公式にしとかなくてよかったー!」と胸を撫で下ろしていることだろう。

そして蓮舫氏。

青木くんと蓮舫氏に面識があるとかで槍玉に上がっているが、政治家しか蓮舫氏程名の知れた人であれば、活動家学生団体だと連日初対面の人と取っ替え引っ替え会いまくってるもんだ。政治家さんはそうやって沢山の人に会って人の事を覚えるのも仕事のうちだから複数回面識ややり取りがある青木くんの事を覚えてないという事はまずない。ただし、こんな小さなNPO法人のこの一回の企画内容まで把握したりはしないだろう。事前連絡宣伝メールくらいはしたかもしれないが、本人まで届いていたかどうか。民主党も何も関係なく、蓮舫氏に関して自分から突っ込んでいった自損事故だと推測する。それよりも、蓮舫氏のツイート前の時点で、妖怪ウォッチ真打釣りにひっかかるなどツイッター上で既に炎上案件と化し話題になっていたのに、何故安易ツイートなんてしてしまたかの方が問題だと私は思う。実際、リプライ爆撃を受けた他の著名人らの大半はリプライ無視している。嘘を嘘と見抜けないと提示版は使えないとは少し違うが、炎上案件安易に絡まない嗅覚がないのであれば、もうツイッターを辞めた方がよいのではないか。民主くん公式ではないからまだ言い訳がきくが、民主党陰謀論はこの人が絡んでしまったためより声高になったのだろう。民主党も、蓮舫氏が本格的な炎上燃料投下人材と化す前にツイッター運用要項でもつくるか、さっさと止めさせたほうがいい。


さて、何故ここまで荒唐無稽妄想に等しい推測までして、この件に関わってしまった三名を擁護するような事をいったのか。

青木くん、もしくはNPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」の人々が、【何がどう悪いのか】を絶対にわかってないと思ったからだ。

これから、私見を述べたいと思う。

「今回、僕の軽率な言動により、関係のない多くの方に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。」

これ。

もしやもしや、「嘘をついた事で炎上し多くの人に不快な思いをさせた事」が悪いと思ってるのではないか?

勿論、炎上を楽しんでいる皆さんはそれでいい。実際、倫理的にどうかと私自身思うし、サイト構築の費用など法律的大丈夫か疑わしい所もあるのだろう。

しかし君たちが一番気にして謝るべきは、世間様じゃないだろ。

NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」に関わった大人たち、そしておそらく中心的な位置にはいなかった未成年若いメンバー達ではないのか。

乙武氏、民主党蓮舫氏を始めとして、サポーターになってくれた方々にも、もうねらーが多少なり苦情を送っていることだろう。実名写真を載せていた仲間たち、HNだけの人、表示を取り下げられた若い子たちの特定も熱心に行われているだろうし、既に凸されてるかもしれない。民主党は気にもとめず知りませんからスルーに決まっているし、サポーター名前を連ねる様な人達は大人であり、炎上凸など慣れている人もいるだろうからまだいい。10代半ばの若い仲間たちは、なんだかよくわからない騒動に巻き込まれなんだかよくわからない人々の凸や特定されるかもしれない恐怖に怯えまくっていることだろう。まだ狭く簡単には抜け出せない人間関係の中で、「あのNPO法人にいた」とバレて胡散臭く思われるかもしれない恐怖。簡単に想像できる。

実際にNPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」が関わっていたのか、青木くんが個人的に行ったことなのか、真偽は正直どうでもいい事なのだドメイン登録名NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」であった時点で、もう疑われるんだ。この事実は覆せない。関係ない多くの人々?違う。今回私が例に上げおそらく企画立案実行には関係ないと推測した乙武氏、民主くん民主党)、蓮舫氏以外にも、青木くんやNPO法人関係のある多くの人々に多大なる迷惑風評被害を与えてしまったのだ。

なのに何故、謝罪文がああなるのか。

どう見ても「嘘ついた事はごめんなさいでも皆が政治についてちゃんと考えてるってわかってよかった意義ある行いだった」と考えているとしか読めない。

炎上してしまった時点で、法人に協力してくれた人達若い仲間達の顔はよぎらなかったのか?

20歳だろ?インターネットがどんな所か、知ってるだろ?

何故あんな謝罪文になった?

それこそ嘘でもいい、どうして自分は正しいという姿勢を変えなかった?

実際、疑いは飛び火した。乙武氏、民主党蓮舫氏、Tehu氏、NPO法人。皆に胡散臭いという印象を与えた。しかセンシティブ政治的胡散臭さというやつを。「僕の個人的な行いでどの組織とも関係ない」といくら言っても、登録名ミスの時点で、もう遅かったんだ。全てがもう手遅れであるという前提で行動すべきだった。それなのに何で、どうしてきちんと謝ることができなかったんだ。青木くん1人が責任を負って引っ込めば逃げ切れる話ではない。もう「素直に過ちを認め、謝る事が出来る」と示すくらいしか挽回できる余地はなかったのに。

サポーターになった殆どの人が「面倒な団体と関わってしまったな」と思っただろう。この件を観測した大人たちも、「インターネットもあるし、若い子の団体は何をするかわからんな」と思っただろう。そりゃ、茂木氏や津田氏の様に「若い子の失敗くらい多目にみようよ」と思ってくれる人も沢山いるだろうが、同じ様にそうではない人もいる。そう思わない人々は、何も言わずに去っていくのだ。今回の騒動は、若い人の団体に迂闊に関わるのはやめようと思った人、関わっている団体は変なことしないだろうかと疑いの念を抱く大人を生み出した。それは、今健全法人活動をしている若者団体や、後発の政治に関心を持つ若者に一番被害を与える。間違いなく、今現在、「余計なことしやがって」と思っている団体がいるだろう。支援者保守的になってしまって自由に動けなくなる団体もいるだろう。呼び出されてお前らは変なことするなよとガミガミ説教されている人もいるかもしれない。ただただ、可哀想だ。

これはヤバイと思ったのかどうかはわからないが、NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」の方の謝罪文には、文体的に大人の手が入っているとみて間違いないだろう。

乙武氏は炎上慣れしているだろうし、民主党ネット上の炎上なんて当然無視だろう。民主くん中の人蓮舫氏は、もう少し気をつけて発言しろくらいは怒られているかもしれない。釣り安易にひっかかった大人たちも悪いとはいえ、全ての原因は嘘のサイトを作り出したことだ。青木くんとその仲間たちは、直接会って頭下げて回って大人達サポーターになって貰ったんじゃないのか。会ってくれた大人達に助言を貰い、感謝してきたのではないのか。法人を立ち上げる時に、信用が一番大切だと学ばなかったか。何故、関わって貰った、信じてくれた大人達迷惑がかかると思えなかったのか。20歳はい団体代表だったのだろう。名前を使ってしまった以上、背負っている法人メンバー迷惑がかかると、どうして予想できなかった。あの謝罪文は、炎上させて騒いでいる人達だけじゃない、その人達も読むんだ。関わりのある迷惑をかけてしまった人達が、あれを読んで納得すると、本当に、本当に思ったのか?

申し訳ないと思っている色々な人に迷惑をかけたと言っておきながら結局自分の事しか考えてない、見えてない浅慮さは流石にあんまりだと思う。いっそ開き直ったほうがまだマシだったと思えるくらいだ。

最後に、常見陽平氏がこの件に関して述べた文を一部引用して終わりたい。

謝る時はとことん、潔くないといけない。

どこかで、自分は悪くないと思っていないか。

選ばれた者、意識の高い者は何をしてもいいと思っていないか。

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