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武田薬、アクトス訴訟の賠償金減額は業績予想に影響せず

2014年 10月 28日 10:55 JST
 
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[東京 28日 ロイター] - 武田薬品工業(4502.T: 株価, ニュース, レポート)は28日、糖尿病治療薬「アクトス」に関連する裁判で、米連邦地方裁判所が懲罰的損害賠償を減額する決定を下したことについて、2015年3月期の連結業績予想への影響はないとするコメントを発表した。

米ルイジアナ州連邦地方裁判所は27日、「アクトス」に膀胱がんのリスクがあるとして同社と販売提携先の米イーライ・リリー(LLY.N: 株価, 企業情報, レポート)が訴えられた裁判で、総額90億ドルの懲罰的損害賠償を3687万ドルに減額する決定を下した。

賠償金の内訳は、武田薬が2765万ドル、イーライ・リリーが922万ドル。  

武田薬は、減額の決定は正しい方向性との考えを示すと同時に、上訴して争う方針を示している。イーライ・リリーも、決定に異議を申し立てる方針を明らかにしている。

武田薬は10月30日午後3時から第2四半期の決算発表を予定している。

(江本恵美 編集:宮崎大)

 
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 10月28日、武田薬品工業は、糖尿病治療薬「アクトス」に関連する裁判で、米連邦地方裁判所が懲罰的損害賠償を減額する決定を下したことについて、2015年3月期の連結業績予想への影響はないとするコメントを発表した。チューリッヒで3月撮影(2014年 ロイター/Arnd Wiegmann)

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