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融資保証制度を悪用 詐欺容疑で逮捕
11月25日 23時28分

融資保証制度を悪用 詐欺容疑で逮捕
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中小企業を支援するため国が設けた融資保証制度を悪用し、銀行から金をだまし取ったとして、横浜市の会社経営者の男ら5人が逮捕されました。
警察は、男らが同じ手口で3つの銀行から合わせておよそ1億5000万円をだまし取ったとみて調べています。

逮捕されたのは横浜市中区の会社の経営者で、韓国人の金※徳南容疑者(57)ら、44歳から67歳の男5人です。
警察の調べによりますと、5人は平成23年7月までの1年間に、印刷会社の運転資金と偽って、銀行からおよそ3500万円の融資を受けてだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
調べに対し、金容疑者ら2人は黙秘や否認をしていますが、ほかの3人は容疑を認めているということです。
警察によりますと、5人は中小企業を支援するために国が設けている「セーフティネット保証」という制度を悪用して、銀行から金を引き出していたとみられています。
この制度は、信用保証協会から認められると金融機関から無担保で最高8000万円の融資が受けられるもので、中小企業が返済できなくなった場合、協会が全額弁済して、その9割を国が負担することになっています。
5人は、ほかの仲間の男1人と共に、3つの銀行から合わせて1億1000万円余りをだまし取った罪ですでに起訴されていて、警察はさらに詳しいいきさつを調べています。
※「四」と「心」の間に「一」。

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